フラワーアレンジは、お花がたくさん必要だったり、ルールがあったり難しそうと思っていませんか。自宅で楽しむフラワーアレンジに、こうでなくてはいけないということはありません。自由な発想で家の中を見回すと、いろんなものが使えます。たくさんお花を使わなくても、家のにあるものを利用して、気軽にアレンジしてみましょう。
たとえば、冷蔵庫の中の野菜。野菜は同じ植物ですから、お花と相性がよく、フラワーアレンジによく馴染みます。今回は、パプリカを器に見立てたアレンジです。ビタミンカラーは目に鮮やかで、お部屋のなかの素敵なアクセントになります。
【用意するもの】
赤・黄色パプリカ 3個
プチトマト 10個
オレンジスプレーバラ 3本
テマリソウ 3本
【作り方】
1.パプリカ1つを縦半分に切ります。残りの2つは、ヘタから2センチくらい下を横に切ります。
2.器の中にフローラルフォームをセットします。
3.バラを花首から2.5センチあたりでカットし、プチトマトはヘタと反対の方(おしりの方)に爪楊枝を挿します。
4.バラとプチトマトをバランスよく配置して、フォームに挿します。フォームが見えないように、隙間にテマリソウを埋めます。パプリカのヘタ部分をフタのようにのせて、爪楊枝でとめます。
5.出来上がりです。
フローラルフォームの代わりに、ゆでたジャガイモをパプリカの器にセットします。
スプレーバラを、プチトマトやソーセージ、ひとくちチーズなど、テマリソウを、ブロッコリーに変えて、全部爪楊枝で挿します。
見た目も華やかな、全部食べられる可愛いサラダができあがりです。
鈴木 純子 【フローリスト・花教室講師】
記事テーマ
部屋に花があることで、空気が華やかになり、人の気分も変わります。花は癒しだけではなく、私たちにパワーも与えてくれます。家族が過ごす大切な部屋を花で飾り、笑顔で過ごすきっかけのご提案です。お子さんと実際に花に触れ、アレンジメントを作ることで、感触、香り、色を体感し、親しみ、お子さんとの会話を楽しんでください。