皆さんのお子さんは、幼稚園や学校ではお弁当でしょうか? 中学、高校生でもお弁当が必要な方も多いのではないでしょうか。よく、子どものお弁当に「どんなものを入れたらよいか?」という質問を受けます。あの小さな、または大きなお弁当のスペースを何で埋めるか、悩まれるお母さま方も多いのでは? 実はお弁当作り、コツを覚えてしまえば忙しい朝でもパパッと作れてしまうのです。今回はお弁当作りのコツ、「何をどのくらい入れたら良いのか?」をお話ししていきます。
スポーツキッズのカラダ作りのためのお弁当のポイントは「量」と「バランス」です。食べ物でからだは作られています。食べ物はそれぞれ個性があってカラダのために働く役割が違います。まず一番大切なものは、カラダのエネルギーになる食べ物。車でいうとガソリンの役割をしているもの、それが炭水化物です。この炭水化物が不足していると、いくらおかず(たんぱく質)を入れてもカラダは大きくなりません。それは、不足してしまった炭水化物の役割を、カラダの材料になるはずのたんぱく質が「代行」してしまっているので、カラダの材料が不足してしまっているから。ですので、カラダは大きくならない。実は、カラダ作りのポイントはおかずではなく「炭水化物」だったのです。炭水化物は主食です。主食にはごはん、パン、麺とありますが断然「ごはん」のほうがお子さんの胃腸を鍛え、しっかり食べることができるカラダをも作ります。では、そのごはん量はどのくらいの量を入れるとイイのでしょうか?
ごはんの量は、もちろんお子様に合わせて計るという方法もありますが忙しい朝にはなかなかできません。そんな時は、お弁当をこんな感じで仕切ってみましょう。
お弁当の容量全体の6割を「ごはん」。残りの4割の2/3は「野菜のおかず(副菜)」、1/3は「おかず(主菜)」に分け、その量を作りばバランスはちょうどよい感じになるのです。このバランスって「幕の内弁当」に似ていませんか? 幕の内弁当っておかずよりごはんが多く詰まっています。この幕の内弁当、特別な日ではなく日常に食べるお弁当として昔から受け継がれているスタイルです。実はここにヒントがあってカラダの中からしっかり胃腸を鍛え、スポーツキッズのカラダ作りに活きる食事のバランスは昭和60年代頃の食事なのです。その頃の食事は全体の6割がごはんだったそうです。ごはんをしっかり食べることで、おかずである主菜のたんぱく質がカラダ作りの材料として働くことができるので、カラダも大きく成長してきますよ。
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馬明 真梨子 【子どものスポーツ栄養専門家】
記事テーマ
ここ数年、スポーツを頑張る子ども達の「食」への関心は高まっています。「食」は毎日のことで、家庭とのつながりが大きいものです。小さい頃から「食」とどう関わっているかが本格的にスポーツを頑張るようになった時に力を発揮してくれます。子ども達の元氣な成長とスポーツでの活躍を家庭だからこそできる「スポーツ食育」で支えるノウハウをお伝えします。