今の時期、スポーツチームや学校などでは熱中症対策の講座やお話をすることが多いと思います。熱中症を防ぎ、暑い夏を元氣に乗り切るためには水分補給を気をつけるだけでなく、カラダとココロを鍛えておくことが大切です。そのためには、夏前の食事から意識してしっかり食べるようにしましょう。栄養バランスや組み合わせだけでなく、食欲を落とさず何でも食べる力を持っていることが必要です。
暑い日が続きますが、冷たいものを頻繁に食べたり飲んだりはしていませんか? 冷たいものは胃腸だけでなく、身体全体を冷やしてしまいます。特に胃腸は37℃前後でしっかり動くことができます。冷たいものばかり食べていると、胃腸の動きが鈍り消化吸収力が低下します。消化吸収が落ちてしまうと、いくら栄養バランスや組み合わせを考えても体の中に吸収されにくくなってしまいます。栄養素を考える前に栄養素がスムーズに消化吸収できる胃腸を鍛えることを考えてみましょう。
胃腸を鍛えるためには、しっかり噛むことがポイントです。しっかり噛むことで唾液の分泌を促し、胃腸の動きが活発になります。そして消化吸収力も向上します。しっかり噛むためには、主食には粒食でもある「お米」を選ぶようにしましょう。ごはんとおかずの割合が6:4になるようにお米の量をしっかり。私たちの声掛け次第で子どもたちの食への意識や意欲は良くも悪くもなります。メリハリをつけ、スポーツのためのカラダとココロ作り、そして食を楽しむときと分けて食べるようにしていきましょう。日々、食事に向き合うことで夏を元氣に乗り越えるための土台をつくっていくことが猛暑前の食べ方です。
広島のスポーツ栄養サポートなら馬明真梨子!!
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馬明 真梨子 【子どものスポーツ栄養専門家】
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ここ数年、スポーツを頑張る子ども達の「食」への関心は高まっています。「食」は毎日のことで、家庭とのつながりが大きいものです。小さい頃から「食」とどう関わっているかが本格的にスポーツを頑張るようになった時に力を発揮してくれます。子ども達の元氣な成長とスポーツでの活躍を家庭だからこそできる「スポーツ食育」で支えるノウハウをお伝えします。
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