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汗をかく季節となってきました。運動をしていると尚更です。体内の水分は大人で体重の約６０％、小児で約７０％の割合を占めていると言われています。それだけ小児は水を失いやすいのです。「のどが渇いた」そう感じたときには、もうすでに脱水状態です。また運動中の体重減少は発汗によるものです。体内の水分が減ったままだと、疲労や熱中症の原因となります。運動中は体重の減少が２％以内におさまるように気をつけましょう。

運動中、汗をかくときは「こまめな水分補給を」ということは良く耳にされているかと思います。しかしながら汗をかく時だけに水分補給が大切とは限りません。お子さんもお母さん方も普段、どのくらいの量の水分補給をしていますか？　汗をかいていない時でもこまめに水分補給をし体の中の水分量を高めておくことも大切です。ジュースや牛乳などではなく、お茶やミネラルウォーターで水分補給を心がけましょう！

お茶やお水による水分補給だけではなく、食事も水分補給になることはご存知ですか？　味噌汁やスープなどの汁物もそうですが、食材からも水分補給ができます。夏野菜を思い浮かべてみてください。夏野菜は水分が多いものがほとんどです。発汗により失ってしまうミネラル類も豊富であることも特徴です。脱水予防飲料等もありますが、まずは日々の食事や水分補給。そして、運動中の水分補給を心がけるようにしましょう！