お米は粒食のため、パンや麺類よりも「しっかりよく噛める」というメリットがあります。よく噛めるということは、唾液がよく出て消化吸収率が上がります。また、あごの筋トレができ顔まわりのシェイプアップと共に脳機能アップ、自律神経のコントロールを促します。また、しっかりよく噛める食材は添加物が少ないことも利点です。
お米は栄養素、噛むこと以外にも胃腸を鍛えることができる食材です。胃腸は筋肉でできているので、胃腸をしっかり良く動かす食材を選ぶことが大切です。胃腸は消化吸収器官です。食べる前の食材や栄養バランスを考えても、消化や吸収がうまくできないとカラダ作りには役立ちません。そのためにも、胃腸をしっかり鍛え動かし、消化吸収力をアップできる食材を選ぶことがポイントです。お米は胃腸を鍛える食材の一つ。パンや麺よりも胃腸を鍛えることにたけているので毎日の食事はお米を中心に選ぶようにしましょう。
馬明 真梨子 【子どものスポーツ栄養専門家】
記事テーマ
ここ数年、スポーツを頑張る子ども達の「食」への関心は高まっています。「食」は毎日のことで、家庭とのつながりが大きいものです。小さい頃から「食」とどう関わっているかが本格的にスポーツを頑張るようになった時に力を発揮してくれます。子ども達の元氣な成長とスポーツでの活躍を家庭だからこそできる「スポーツ食育」で支えるノウハウをお伝えします。