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今年のクリスマスはヒンメリで!/2015年11月

ヒンメリってなに?

今年も町中にクリスマスツリーをちらほら見かけるようになり、クリスマスが近づいてきましたね。今年はヒンメリを取り入れてクリスマスを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

IMG_0557.JPGのサムネール画像

ヒンメリとは、フィンランドで12月下旬に行われた太陽神の誕生祭「ヨウル」の伝統的な装飾で、麦わらを使ったモビールのような飾りです。素材が麦わらなので、素朴な雰囲気を残しつつも、大小の正八面体のパーツを組み合わせた飾りは思ったより存在感があります。

 

今回はヒンメリの基本、正八面体の作り方と、お花と組み合わせたらこんな感じに飾れる、という提案をさせていただけたらと思います。

 

まずは、作品の出来上がりイメージはこんな感じです!

IMG_3288.JPG

ヒンメリ(正八面体)の作り方

<材料>

3cmの麦わら 12本

タコ糸 約80cm×1本、約15cm×1本

麦わらにタコ糸を通すためのワイヤー

※作りたい正八面体の大きさにより麦わらの長さやタコ糸の長さを調節してください。

※麦わらは割れたり裂けたりしやすいので、長さを切る前に30~60分ほど水にひたして柔らかくしておきます。

※麦わらが手に入らない場合は、ストローで作っても雰囲気は違いますが、可愛いらしいものが作れます。色を塗ったりしても楽しいですね。

 

<作り方>

①ワイヤーに80cmのタコ糸を取り付け(写真でひっかけるようになっていますが、セロハンテープなどで留めてもよいでしょう)麦わら3本にタコ糸を通します。

IMG_3263.JPG IMG_3271.JPG

②三角形を作ってタコ糸を結び留めます。

IMG_3272.JPG

③麦わら2本にタコ糸を通します

IMG_3273.JPG

④先ほどの三角形の隣に新しく三角形を作り、タコ糸を結び留めます。

IMG_3274.JPG

⑤麦わら2本にタコ糸を通します。

IMG_3275.JPG

⑥三角形と逆三角形が横に連なるように三角形を作り、タコ糸を結び留めます。

IMG_3277.JPG

⑦これを繰り返して、三角形が5個出来たら麦わらを1本通し、スタート地点に残してあるタコ糸と結びます。

IMG_3279.JPG

⑧こんな形になるので、両側の羽のように出ている三角形の頂点(★)をあわせて15cmのタコ糸で結びます。

IMG_3280.JPG

⑨正八面体が完成します。

IMG_3281.JPG

大きな正八面体の頂点に小さい正八面体を繋げたりして、モビール状に作っていきますが、私はシンプルにこんな感じの形にしました。アレンジと一緒に飾りたいので、モビールではなく、置いて飾れるようにしました。

IMG_3283.JPG

クリスマスアレンジと一緒に飾ってみよう

アレンジは生花でもアートフラワーでもドライフラワーでも何でも合うと思いますが、今の時期から飾るのであればアートフラワーがお勧めです! 私は多肉植物とポインセチアのアートフラワーにリボンを沢山使ってアレンジしてみました。クリスマスですので、色々な飾りを使って明るく楽しいアレンジにしてみてください。

 

ゆらゆらと揺れるヒンメリが素朴でありながらも、あたたかく華やかな雰囲気を添えられますよね。是非ご家族で楽しいクリスマスをお過ごしください!!

Information/お知らせ

「ヒンメリでクリスマス!」の1回完結型レッスンを設定致しました。こちらのアドレスからお申込み下さいね!

藤沢本校  https://reserva.be/lfs



湘南フラワーコーディネートスクールでは生け花もフラワーデザインも本格的に学べます。

お子様から大人まで幅広い年齢層の方が通われています。親子で是非お稽古を始めてみてくださいね!

藤沢本校:http://www.sfc-hana.com

自由が丘校:http://www.sfc-hana.com/sfc/jiyugaoka.html

 

創立25周年記念花展~花美祭り~が2016年7月2日(土)、3日(日)に鎌倉にて開催されます。
花展に向けて過去の花展出品作品をfacebook及びブログにて不定期で紹介していますので、是非ご覧ください!

facebookページ:https://www.facebook.com/sfchana

ブログ:http://blog.goo.ne.jp/sfchana

Mama's profile/プロフィール

阿多 星花

阿多 星花 【SFCフラワーデザイン・生け花講師】

記事テーマ

親子で楽しめる花歳時記

季節の行事やお花について紹介しながら、子どもと一緒に楽しめる生け花やアレンジメントをご紹介します。お花を一緒に生ける時間が子どもと語らう豊かな時間となり、季節の行事やお花を楽しみながら日本の文化について伝えていくきっかけとなればと思っています。

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