朝晩は冷え込み、すっかり秋らしくなってきましたね。今回は身近にある毛糸と小枝を使って、秋から冬にかけて楽しめるおしゃれなドア飾りを作ってみましょう。前回「子どもと拾った木の実や枯葉と飾る「実もの」生け花」という記事を書きましたが、今回もお子様とお散歩で拾ってきた木の実や小枝が大活躍です!
まずは、ドライフラワーの作り方。
①新鮮なバラを数本束ねて輪ゴムでとめます。
②輪ゴムのところでひっかけて、逆さまにしてなるべく風通しのよい乾燥した場所に干します。
③気候条件にもよりますが、1~2週間程度でドライフラワーになります。
ポイントは新鮮な物を素早く乾燥させる事。新鮮なうちにドライフラワーにした方が色が綺麗に出ますし、花びらも落ちにくくなります。また、色は白や深紅よりも濃いめのピンクや黄色がお勧めです。ドライフラワーにするとどうしても色が黒ずんでしまうので、ドライフラワーとして飾って楽しむのであれば発色の良いピンクや黄色がお勧めです。
今回はバラで説明しましたが、スターチスやクラスペディアなど生の状態でも水分の少ないものは退色せず、綺麗に仕上がります。出来上がりをイメージして好きなお花をドライフラワーにしてみて下さい。
☆その他の材料
小枝 10cm程度2本、30cm程度2本(同じくらいの太さのもの)
毛糸 2~3種類
ドライフラワー、松ぼっくり、小枝、ドングリなど
グルーガン、ワイヤー
①まずは長い小枝を縦に、短い小枝を横にして長方形を作り、枝が交差する4点をワイヤーでしっかりとめます。
②長方形が出来たら毛糸を巻いていきます。細かいことは気にせず適当に。
③グルーガンでドライフラワーや木の実などを付けていきます。ここで注意が必要なのは、松ぼっくりのように重いものは毛糸につけると毛糸が重みで引っ張られてしまうので、写真のように松ぼっくりにワイヤーを付けて、枠の小枝にしっかりとつけましょう。
お花や木の実の配置はお子様と相談しながら作ると楽しいですが、グルーガンは熱いのでママがつけてあげてくださいね。
④あまりの毛糸でドアなどに掛けられるよう、枝に毛糸を付けます。
ドアに飾ってもよいですし、階段やお部屋の壁に飾ってもアクセントになりますね。クリスマスの時期が来たら、クリスマスのリボンなどを付けてあげればクリスマス仕様にもなります。是非、お子様と拾ってきた枝や木の実を無駄にせず秋冬を楽しんでくださいね。
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阿多 星花 【SFCフラワーデザイン・生け花講師】
記事テーマ
季節の行事やお花について紹介しながら、子どもと一緒に楽しめる生け花やアレンジメントをご紹介します。お花を一緒に生ける時間が子どもと語らう豊かな時間となり、季節の行事やお花を楽しみながら日本の文化について伝えていくきっかけとなればと思っています。