古代ヨーロッパに住んでいたケルト人たちのお祭りに由来するとされるハロウィンですが、近年では日本でも町おこしとして仮装行列などのイベントが開かれるようになりました。
古代ケルトでは11月1日が「万聖節」、「諸聖人の日」として暦が替わったので、その前夜10月31日は悪魔や魔女がやってきて悪さをすると考えられていました。そのため、悪魔や魔女の恰好をして追い払ったというのが仮装の原点のようです。
仮装だけでなく、お祭り気分で家にお花を飾って楽しみましょう! かぼちゃの器にお花を飾ったり、というのは最近どこでも見かけるようになったので、今年は日本のお祭りでよく飾られる「くす玉」とドッキングさせ、「ハロウィンくす玉」を考案しました! お菓子を入れてハロウィンの日にはくす玉を割って、お子さんと一緒に楽しみましょう♪
<材料>
工作用紙 26cm×1cmを2本、11cm×2cmを8本
太幅リボン 13cm6本
細い紐 3本
<作り方>
①工作用紙26cm×1cmを輪っかにしてセロハンテープでとめます。
②ドーム状になるように11cm×2cmの工作用を①の輪につけていきます。
③ドーム状になった工作用紙にリボンを貼っていきます。ドームの面にボンドなどで糊付けし、ドームの内側に余った部分を織り込んで、セロハンテープなどで止めます。
④2つ出来たら、紐を通します。くす玉の上になる部分と2つのドームを合わせて手前と奥になる部分(写真参照)にそれぞれ穴をあけます。上同士がくっつくように1本の紐を通します。手前と奥になる部分には右側のドーム、左側のドームそれぞれ1本ずつ紐を通し、ドームが通れるくらいの余裕をもってそれぞれ結びます。右側の結び目と左側の結び目を合わせて、ドームの上部分で結びます。左右のドームを合わせて、結び目を持つと、くす玉は完成! 上部に通した紐はくす玉の下から垂らして置き、その紐を引っ張るとくす玉が割れる仕組みになっています。
⑤くす玉の中にハロウィンのお菓子を入れて、ハロウィンの日にくす玉を割って楽しみましょう!
<材料>
ハロウィンボックス
セロファン(ボックスの内側が撥水加工で水が漏れないものだったら必要ありません)
オアシス
お花は黄色やオレンジ系統が良いでしょう。実物や黒っぽい花を入れても雰囲気が出ると思います。
<作り方>
①ボックスにセロファンを敷き(水が漏れないように)、ボックスからはみ出た部分は切っておきましょう。
②オアシスを敷き詰めます。ボックスの高さより3~5センチ低い高さで敷き詰めます。生ける花によって違ってくるので、注意してください。
③水を入れて花を生けます。花は茎を2cm程度残して切りますが、最終的にボックスの高さに揃うように花の大きさによって調節しましょう。例えば、カーネーションのような花の部分に高さがあるものと菊やガーベラのような花の部分の厚みがないものを一緒に生ける場合には、カーネーションの高さに合わせて菊やガーベラは茎を長めに切ります。色の配置などを考えながらボックスを埋めていきましょう。
④花を入れ終わったら、ワイヤーやしなりやすい枝などでくす玉をつるして完成!
お子様と楽しいハロウィンをお過ごしくださいね!
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阿多 星花 【SFCフラワーデザイン・生け花講師】
記事テーマ
季節の行事やお花について紹介しながら、子どもと一緒に楽しめる生け花やアレンジメントをご紹介します。お花を一緒に生ける時間が子どもと語らう豊かな時間となり、季節の行事やお花を楽しみながら日本の文化について伝えていくきっかけとなればと思っています。