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今年もようやく桜が咲き始めましたね。皆さん、お花見には出かけられましたか？

桜は一般に切ってはいけないと言われていますが、切り花用に栽培され、売られている桜もあります。桜は現在野生種や園芸種も含め６００種類もあるとされていますが、切り花用として流通されているのは、啓翁桜、東海桜、彼岸桜などの品種です。

ソメイヨシノが咲く３月末より少し早目の２～３月あたりからお花屋さんに出回ってきます。ママは桜を生けて、子どもは桜餅を作って、一緒に飾れば気分はハッピーです♪

三方正面とは、前と左右の三方向から楽しめる作品です。広い場所で横からも見える場所に生ける時に最適です。また、正面から見た時に華やかに見えるので、桜にもぴったりだと思います。

＜材料＞

花器（家にある大き目で深めのお皿でも大丈夫です。）
剣山
桜　２本

花　３輪（なんでも良いです。ゆりのように大きな花であれば１本でも大丈夫です）

①まず、剣山を花器の中央に置き、水を剣山の針が隠れるまで入れましょう。

②２本の桜のうち立派な方の桜を花器の直径の２倍の長さに切り、第１ポイントとします。もう一本の桜を第１ポイントの２／３の長さに切り、これを第２ポイントとします。花を第１ポイントの半分の長さで切り、これを第３ポイントとします。

③剣山の上に逆三角形を思い浮かべて、左上に第１ポイント（桜大）、右上に第２ポイント（桜小）、下（手前）に第３ポイント（花）をそれぞれ外側に約４０度の角度で挿します。第１ポイントは左後ろ方向、第２ポイントは右後ろ方向、第３ポイントは手前に、中心から開くような形になります。

④残りの花２輪を第３ポイントより短く切り、足を各ポイントを挿した三角形の中に入れるようにして挿します。

⑤チューリップの葉などがあれば根元に短く入れて剣山をさりげなく隠しましょう。（根占と呼びます）

出来上がりです！

正面から

右から

左から

それぞれ違った表情を楽しめますね。

ところで、桜の花びらが散ってしまったりしませんでしたか？　捨てないで集めてください！　それを使って今度は桜餅を作ります！

ママが生けた桜から落ちた花びらを貼るだけの簡単な工作ですので、小さな子どもでも出来ると思いますので、一緒に作って楽しんでみて下さい。

＜材料＞

新聞紙（１０ｃｍ四方）、白い紙（１０ｃｍ四方）、桜の花びら、葉っぱ（桜の葉に似たもの）、のり

①新聞紙を１０ｃｍ四方程度にちぎり、丸めます。

②新聞紙を丸めたものに白い紙を巻きます。

③これにのりを塗って桜の花びらをつけていきます。

④桜餅のように葉っぱでくるんで完成！

道明寺のように見えて、とてもおいしそうです！我が家にも飾っているのですが、見るたびにテンションが上がります。是非子どもと一緒に家の中でも桜を楽しんで下さいね。