「癒しのフラワーフォト」、連載9回目はマクロ撮影を気軽に楽しむためのレンズアクセサリーのご紹介です。マクロ撮影については第4回のコラムでも取り上げましたが、今回はマクロレンズを使用せず、お手持ちのレンズを活用してマクロ撮影にチャレンジ!
皆さんは小さなお花などを撮影するときに、もっと近づきたいのにピントが合わなくてやきもきした経験はありませんか?
通常の標準レンズと呼ばれるズームレンズはそれぞれレンズごとに撮影できる最短距離が決まっているので、一定距離より被写体に近づくとピント合わせをすることができなくなってしまいます。要はもっとクローズアップして撮りたいというとき、通常のレンズだとマクロレンズのように接写することができないのです。
そこで役立つのが接写ができるレンズアクセサリー。高価なマクロレンズは使わずにお手持ちのズームレンズなどを利用して気軽にマクロ撮影を楽しむことができます。
次のセンテンスでは実際に私が使用しているレンズアクセサリーをご紹介します。
お使いのレンズのメーカーや機種によって使用できるレンズアクセサリーが異なりますが、私が使用しているのは接写用中間リングとも呼ばれる「エクステンションチューブ」です。
写真はキヤノンHPより
こちらをカメラ本体とレンズの中間に装着するだけで気軽に高倍率の撮影が可能になります。他にもレンズ先端のネジに装着する「クローズアップレンズ」と呼ばれるレンズアクセサリーがありますが、こちらもエクステンションチューブと同様に高倍率撮影ができるアイテムです。
それでは実際にエクステンションチューブを使用して撮影した画像を見てみましょう。
ブルーレースフラワー
ニゲラの実
ラナンキュラス
いかがですか?
いつもと全く違う写真を撮ってみたい、お花の花弁を美しく撮影したい・・・そんなカメラママの要求を満たしてくれる優れものです。
メーカーや機種にもよりますが、エクステンションチューブは1万円前後〜、クローズアップレンズは数千円で販売されています。(ご自分のレンズ機種を確認してからお求めください)
マクロレンズにはなかなか手が出せないけれど、これだったらちょっと試してみようかなって思いますよね。最初は慣れないピント合わせに苦戦すると思いますが、コツを掴むといつもの撮影に変化があって、さらにフォトライフが楽しくなりますよ〜
ぜひご自身の観点でフラワーフォトライフを楽しんでくださいね。
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武田 美保 【Fleur de saisons主宰】
記事テーマ
お花を習いたいけれど育児が大変で余裕がな〜い!!そんなママたちに「お花の写真を待受画面にして癒されています」とメッセージをいただくことも多く・・それならば!ちょっとしたコツをマスターして日常生活で素敵だな〜と思った瞬間を写真に残してみませんか?1枚の写真で毎日の暮らしがちょっとHAPPYに!被写体をお花にフォーカスしてお伝えします。