<幼児食のポイント>
●楽しい食卓を作る。
●栄養摂取量が不足、または過剰にならないように注意しましょう。
●量・かたさ・大きさ・粘りなど食感を楽しみましょう。
●甘さ・塩辛さ・辛さ・酸っぱさなど味に変化をつけて色々な味に慣れさせましょう。味の基本は、薄味です。
●食材や器の色、形などお子さまが興味を持つように工夫をしましょう。
●お子さまの発達段階や使い方に合わせて、手・スプーン・フォークなど食具や食器を選びましょう。
<食べ方の目安>
離乳食から幼児食に移行する時期は、「食べさせてもらう」から「自分で食べる」へ食べ方が変わるタイミングです。手からスプーン・フォークと食具を持って食事をするようになります。最初は、上手に使うことはできませんが大人が見本を見せるなど一緒に練習をしましょう。
<手づかみ食べ調理ポイント>
・持った時に崩れないかたさにする。
・スティック状に切る。
<スプーン・フォークで食べやすい調理ポイント>
・スプーンにのる大きさに食材を切る。
・とろみを付けてスプーンですくいやすくする。
・フォークで食べやすい長さに切る。
「手を動かして食べること」は、脳への刺激にもつながります。そして、「自分で食べる」ことは食の自立にもつながっていきます。自分でやりたい気持ちが強い時期なので、食事も日常生活も自分でやらせるように促しましょう。
お子さまの「食べたい」という気持ちを大切に、楽しい食体験をさせてあげることが大切です。この時期は、
自我も芽生え食材の好き嫌いも出てくることもあります。幼児期は、食べる量・好き嫌い・食べ方など思うように進まなくても焦らず、おおらかな気持ちで進めていきましょう!カレー風味が美味しい、タンドリーチキンのご紹介です。
☆タンドリーチキン
☆
材料 鶏のもも肉 玉ねぎ 塩 しょうゆ ヨーグルト カレー粉
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分量 100g 20g 少々 小さじ1/2 25g 少々
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*作り方*
*オーブンの場合は、180度のオーブンで15~20分程焼いてください。
*カレー粉を使う場合には、お子様にはまだ刺激が強いので風味程度に入れてご使用ください。
子どもが大好き、つるつる☆あんかけ焼きそば
のご紹介です。食材でアレンジしやすいメニューです!
☆つるつる☆あんかけ焼きそば
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材料 中華麺 豚ひき肉 ピーマン パプリカ(黄) 玉ねぎ しめじ 人参 だし汁 油 しょうゆ 塩 片栗粉 |
分量 1/2袋 20g 10g 10g 10g 10g 10g 120cc 小さじ1/2 小さじ1/2 少々 小さじ1 |
*かつおだしの作り方→こちら
*作り方*
*お好みのお野菜・旬のお野菜などをお使いください。
*お肉は、薄切り肉、ツナなど家庭にあるもので代用できます。
いつもの幼児食に一手間かけるだけで、料理の見た目も変わり楽しい食卓になります。
<ポイント!>
・色々な食材をはさむ。
・くるくる巻く。
・型抜きを使う。
・カップに入れる。
・のり、チーズなどで可愛くデコ。
・いつもと違ったお皿を使う。
*カラフルなお皿やスプーン・弁当箱など
*先がとがっているピックもあるので、使用する際は、お気を付けください
ちょっとしたアイディアで見た目もかわいく変身!
「食育は家庭の食卓から!」家族だんらんの楽しいお食事は、お子さんにとっても良い食育です。楽しんで食事ができる環境作りを心がけ、お子様の成長のペースに合わせ見守りながら進めていきましょう!
次回は、「食のお悩み ~好き嫌い編
~」をご紹介します。お楽しみに!藤岡 まき子 【フード・起業コーディネーター】
記事テーマ
離乳期・幼児期は「食べる」基礎をつくる大切な時期です。お料理上手でなくてもいいんです!たくさんの食材の味を経験させ「食」の美味しさと楽しさを伝えましょう!食育・離乳食・幼児食・味覚形成・マザーフードなど「楽しく!」をポイントに家庭で実践できる食育をご紹介します。