食卓を囲み、家族で楽しく食事。簡単なようですが、家族全員がそろい食卓を囲むのは今の時代では難しい状況があるかもしれません。だからこそ家族そろって食事を楽しむことはとても大事な時間となります。
お子さんが一人で食事をするなど「こしょく」が近年問題となっています。
<孤食>
1人で食べる食事
<個食>
家族がバラバラのメニュー
<固食>
いつも〇〇ばかりの固定食
<糊食>
かみごたえのない飲み込み食
<子食>
子どもの好きな食事中心
<五食>
朝・昼・夜・間食・夜食
「こしょく」は、好き嫌い、栄養不足、協調性、社会性、咀嚼力などの問題があります。食事はコミュニケーションの場でもあり食やマナーなどを学ぶとても大切な「家族時間」です。一緒に食事をとることで家族のコミュニケーションをはぐくむことが出来ます。
食を通し、家族のコミュニケーションで心のつながりをもちましょう。
旬の食材は体に良い!と聞いたことはありませんか?
旬の食材は、栄養価の高いときに収穫するので味もよく栄養価も高いです。旬の食材は季節外れの野菜と比べて、同じ量を食べたとしても栄養価が倍もしくはそれ以上です。上手に取り入れておいしく食べましょう。
旬の野菜は美味しいばかりではなく、体調を整える作用があります。体が欲するものだからこそ、全身で美味しいと感じるのです。
夏・・・体を冷やす・食欲増進 (トマト・きゅうり・にんにく・枝豆・大葉)
冬・・・体を温める・風邪予防 (大根・ネギ・白菜・小松菜・ほうれん草)
旬の食材は、美味しい・栄養価が高い・体調を整えるだけではなく四季を楽しむこともできます。四季や旬、食を通してお子さんと一緒に楽しみましょう。
今回で「Happyママのための食育講座」の記事は最終回となりました。家庭で楽しく食育を取り入れていただけたら嬉しく思います。今までお読みいただき、ありがとうございました!
藤岡 まき子 【フード・起業コーディネーター】
記事テーマ
離乳期・幼児期は「食べる」基礎をつくる大切な時期です。お料理上手でなくてもいいんです!たくさんの食材の味を経験させ「食」の美味しさと楽しさを伝えましょう!食育・離乳食・幼児食・味覚形成・マザーフードなど「楽しく!」をポイントに家庭で実践できる食育をご紹介します。