子どもたちが変装して街を練り歩くハロウィン♪
その可愛らしい姿に思わずにっこりしてしまう人も多いはずです。
合言葉は「トリックオアトリート!」・・・そう、「お菓子くれなきゃイタズラするぞ!」ですね。
では、「ハロウィン」とは一体どんな日なのでしょう・・・?
もともとは、ヨーロッパのケルト族に伝わるお祭りのこと。
11月1日からは、冬の季節。その前の日の10月31日は、おひさまの季節の最後の日になります。
この境になる10月31日の夜は、あの世とこの世の境が弱くなるとか・・・
なので、自分たちもお化けになって、身を守ろう!ということなのだそうです。
また、実りの多い季節ですので、収穫祭の意味もこめられているのだそうです。
今回は、この「ハロウィン」について描かれた絵本をいくつかご紹介します☆
ハロウィーンってなぁに?
クリステル・デモワノー作
中島さおり訳
2006年
主婦の友社
1300円+税
ある日、魔法使いの女の子ビビがのんびり歩いていると・・・知り合いの魔女に出会いました。
でも、なんだかとっても急いでます!
興味をもったビビは、ついていくことにしました。
畑いちめん、カボチャだらけです!
驚いたことに、魔女という魔女がみな、そこにいるではありませんか・・・。
なんのことだか分からないビビは、おばあちゃんに聞くことにしました。
「どうしてみんな、カボチャを持っているの?」
「どうしてみんな、忙しそうにしているの・・・?」
それはね・・・ハロウィーンだからさ!
「ハロウィーン・・・」
「ハロウィーンって、いったい何かしら!?」
ビビは、おばあちゃんに聞いてみることにしました。
「おばあちゃん、ハロウィーンってなぁに?」
ハロウィーンとはどんな日か、どんなことがおこるのか、そして、どんな準備をするのか。
次第に不安からわくわくした表情になるビビ。
しっかりお話を聞いて、わいわいハロウィーンを楽しむことになりそうです☆
この一冊で、ハロウィーンのいろはが全て分かります。
お友だちを呼んで、さあ、いっしょにハロウィーンを楽しみましょう!
ゆめちゃんのハロウィーン
高林麻里作
2011年
講談社
1500円+税
表紙には、何やら楽しそうな3人組です。
主人公は、幼稚園の年長さんの女の子、ゆめちゃんです。
ゆめちゃんは、一年前から家族と一緒にアメリカに住んでいます。
街はオレンジ色にだんだんと変わり、あちらこちらでカボチャのマスコットが置かれ始めました。
「そろそろハロウィンだわ」
ゆめちゃんとおかあさんは、わくわくしています。
「トリック オア トリート!」
そう叫んで、仮装をした子どもたちが家々をまわる日です。
楽しみなのは、お菓子・・・!
今年はみんなどんな仮装をするのかしら・・・
お家でも学校でも、すっかり話すことはハロウィンのことです。
ゆめちゃんは、おかあさんと相談して、仮装するものを決めました。
さあ準備です。
おかあさんもやる気マンマン!
いったいどんなものができあがるのでしょう・・・
ゆめちゃんとおかあさん、そしてお友達とのハロウィンは、いったいどうなるのでしょう・・・
楽しみながら、ご覧ください☆
おおきなかぼちゃ
エリカ・シルバーマン作
S.D.シンドラー絵
おびかゆうこ訳
2011年
主婦の友社
1200円+税
なあんて大きなカボチャでしょう。
そして、その横にいるのは・・・
なぁんてなんて、恐ろしそうな魔女でしょう!!
あるところに、魔女がいました。
魔女は、カボチャの種をまいて、大事に大事に育てました。
「ハロウィンに、カボチャのパイを食べたいからね」
魔女は、カボチャが大きくなるのをとっても楽しみにしていました。
さて、そんなある日のこと。
「明日はハロウィンだ。どれどれ、カボチャを採りに出かけるかな・・・」
食べごろになったであろうカボチャを、楽しみにでかけた魔女。
しかし しかし なんということ・・・!
カボチャは大きくなりすぎて、抱えきれないくらいになってしまいました!
ぐぐぐ ぐぐぐぐぐ
大変です! びくともしません!
「ひいいい どうしたんだいったい! もう、だめだ・・・ 」
魔女があきらめかけた時、そこにあるものがやってきました・・・
困り果てた魔女とあるものたち。
このカボチャはいったいどうやったら動くのやら・・・ドキドキしながら、ご覧ください!
何をやってもどうしてもまったく動かない大きなカボチャ!
みんななら、どうやって動かすかしら!?
局アナnet きっずくらぶ
こどものためのアナウンスブック 発声のきほん レッスンCD付
常世晶子 茂木亜希子 文
山本珠海 たかのじゅんこ 国枝麻里香 絵
2015年
局アナnet株式会社
1000円+税
全国の局アナ出身者でつくる、日本最大規模のネットワーク・局アナnet。
その局アナnetの中で、絵本の読み聞かせやアナウンス指導など、子どもたちのためのコンテンツづくりに取り組んでいるのが、局アナnetきっずくらぶです。
そのメンバーの中から、常世晶子アナウンサーと私の二人で、「発声のきほん」と題したテキスト本を2014年に出版させて頂きました。
今回は、さらにオリジナルレッスンCDと、クラフトマイク(付録)をつけて、8月に出版しました!
現在アマゾンでも販売中です!
http://www.amazon.co.jp/dp/4990815920
セブンネットショッピング
http://7net.omni7.jp/detail/1106565887
<10月・11月の予定>
LaLaガーデン川口店・・・10月12日(祝・月)
未来屋書店 イオン幕張新都心店・・・11月23日(祝・月)
板橋区・北区・東久留米市の学校・学童・放課後教室にてアナウンス講座を実施
このテキストは、呼吸法や顔の体操、五十音の練習から詩・早口言葉までさまざま折り込まれています。
発声を学んで話し方に自信がつくと、人と話したり、思っていることを表現することが楽しくなります。
ぜひ、本を手に取って楽しんでいただきたいと思います☆
従来のアナウンスブック740円+税もまだまだ販売中です!
アマゾンでも好評発売中!
http://www.amazon.co.jp/dp/4990815912
よろしくお願いいたします☆
小学生ことばパズル クロスワード 都道府県
監修 親野智可等
2015年
学研教育出版
900円+税
学研教育出版より「小学生ことばパズルクロスワード 都道府県」が出版されました!
この本は、言葉のパズルを解いて47都道府県の重要単語を学んでいくワークブックです。
地名や自然、特産物などさまざまな言葉がクロスワードになっています。
今回、このクロスワードおよび問題文や他クイズページの作成を担当しました!(4人の共著、および親野智可等先生の監修です)
オールカラーのイラストが可愛らしく、写真やヒントで難しい問題もすらすらとけます。
ぜひ、お手にとって楽しんでください☆
そらとぶまくらとおつきさま
もぎあきこ 作
すがわらけいこ 絵
2015年
世界文化社 おはなしワンダー
380円+税
あやねは、ある日お母さんと一緒にキラキラ光るお店を見つけました。
「こんなお店、あったかしら・・・?」
不思議そうにつぶやくお母さん。
ふたりは、そのお店に入ってみることにしました・・・
十五夜に起こった、特別な出来事。
夜空を見上げながら、ゆっくりとお楽しみください☆
この度、絵本を出版させていただきました!
素晴らしい画を描いてくださった画家のすがわらけいこ先生、指導してくださった世界文化社の皆さま、飯田先生、編集者の弘中さん、本当に本当にありがとうございました!!
そして、この物語を手にしてくださった、すべての子どもたちに感謝いたします☆
茂木亜希子
茂木 亜希子 【絵本ナビゲーター・保育士・司会】
記事テーマ
何気なく手に取った絵本が、子どもの心をつかみ、大人の私たちの心をも揺さぶることがあります。読み語られる一冊一冊を通して、子どもが体験する世界は広がり、その体験をもとに想像力も豊かに育ってゆきます。昔から読み継がれてきた絵本、ユニークで不思議な絵本、心に響くあたたかい絵本、今読みたい旬の絵本など、愛される絵本を様々ご紹介していきます。