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簡単!手作り!離乳食タオルエプロン!/2015年4月

離乳食エプロンは買わなくていい!?

離乳食がはじまる頃に、みなさんは市販の離乳食エプロンを買っていますか?
 

実は、買わなくても家にある材料で、簡単に離乳食エプロンが作れます。
しかも、この離乳食エプロンがあれば、口拭きタオルがいらないというメリットもあります。

 

お金もかからず、これ一つで、エプロンとタオルを兼ねるという便利な「離乳食タオルエプロン」の作り方をお伝えします。

保育園から学んだ手作り離乳食タオルエプロン

実はこの離乳食タオルエプロン(以下、「タオルエプロン」)の作り方は、新米ママの私が長女が保育園の0歳児クラスに入って、離乳食を始める時期に、担任の先生から教わったのです。

 


当時の私は「エプロンなんて買えばいい」と思っていたので、先生に、「家で、タオルエプロン作ってきて」と言われて、それがすごく難しい作業なのではないかと不安でいっぱいでした。しかし、先生から「タオルの端にゴムを通すだけだからすぐにできるから」と言われて、半信半疑で家でやってみました。


すると、ほんの2,3分で完成しました。あまりにも簡単で、拍子抜けしました。しかも、これが一つあると、外出時の荷物も減って大助かりでした。というのは、先にも述べたとおり、タオルでできたエプロンなので、子どもが食べこぼした時に、そのまま口を拭けるのです。だから、外出時に、エプロンとタオルの二つを持っていかなくても、これ一つあれば事足りるのです。抱っこでのお出かけの時は、荷物は軽い方がいいですよね。

 


本当に、このタオルエプロンは便利です。あまりにも便利で、みんなにお知らせしたくて、今では出産したママにプレゼントの一つとして贈っています。

手作り離乳食タオルエプロンのつくり方

①3つの材料(写真上) 
・ハンドタオル(タオルの両端にゴムを通す空洞があるもの) 
・紐通し 
・ゴム

 

②タオルの端にある空洞に、紐通しでゴムを通す(写真真ん中)
*時々、空洞がないタオルもあります。それでは、作れないので、必ず空洞があるタオルを選んでください。

 

③子どもの首のサイズに合わせてゴムをくくる(写真下)
*今回は、クマのぬいぐるみの首のサイズに合わせてみました。きついと首周りが苦しいし、ゆるいと食べこぼしたものが衣服につくので、これは赤ちゃんのサイズに合わせて調節してください。

材料3.jpg

 

ポイント空洞.jpg

 

エプロンタオル完成.jpg

離乳食が終わった後はリメイクして「ループ付きタオル」

この離乳食タオルエプロンを使うのは、0歳児の間だけです。では、使い終わったものはどうしたらいいのでしょうか?


私は、ゴムを抜いて、タオルの角の一つに、ループ(ひも)をつけて、「ループ付きタオル」に変身させています。ループ付きタオルは買うと意外と高いという理由と、家で余っているひもをつけるだけで簡単に数分でできるという理由からおすすめしています。
今回は、長女のアイデアから、毛糸で三つ編みを作ったものをループにしました(写真上)。

 

保育園等でも使えるし、家でも洗面台の下の方にフックをつけて、そこにループ付きタオルをかけておくと、子どもが自分で手を拭けます(写真下)。

 

ループタオル.jpg

 

フック(ループタオル).jpg

市販の離乳食エプロンにするタイミング

私が保育園の先生から学んだことです。

 

  • 離乳食初期は、シャカシャカする素材の市販の離乳食エプロンだと子どもにとって着づらいし動きづらい。それゆえ、タオルエプロンの方が望ましい。

 

  • 子どもが自分で食器を持ってスープなどを飲もうという意欲が出てきた頃は、口からスープをだらだらこぼしたりするので、その頃には市販の離乳食エプロンにかえてあげる。(大人が食べさせる間は、タオルエプロンでよい)

 

  • 市販の離乳食エプロンも、長い袖がついたものは、子どもにとって動きにくいため、袖のないあまり硬い素材でないものの方が望ましい。

 

ここでも、【子どもにとって着やすい・動きやすい等の視点が大事】になります。

ポイント

今回は以下の3つのポイントをもとに、お伝えしました。

 

①市販の育児グッズは買わなくても、家にあるもので簡単に作れるという発想をもとう
②市販のものを買うときも「子どもにとってどうか」という視点を忘れない
③市販の育児グッズは、「発達段階」に応じて、必要なものを用意すればいい

 

まずは、ぜひ数分かけて、タオルエプロンを作ってみてください!そしてそのよさを親子で味わってください!

Mama's profile/プロフィール

ひらきだ ゆき

ひらきだ ゆき 【臨床心理士 精神保健福祉士】

記事テーマ

カウンセラー通信:自分らしい楽しいお産と子育てをしよう 

初めてのお産・子育てって不安ですよね?でも大丈夫。ママが主体的であれば、赤ちゃんも力を合わせママとお産を頑張ってくれます。初めての母子での共同作業のスタートが主体的であれば、その後の育児もとまどうことはあっても、そのママらしい力が発揮でき、赤ちゃんも自己発揮できます。そのお手伝いを、カウンセラーの視点から楽しく具体的にさせて頂きます!

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