みなさんは、子どものおしりふきを買っていますか? ドラッグストアにいくと、様々なおしりふきが売っていますね。汚れがすぐに取れる、トイレに流せるなど、便利な商品もあり、みなさんそれぞれのお気に入りの物もあるでしょう。
私は第1子の時は、おしりふきを買っていました。しかし、今では買っていません。
なぜかというと、第二子を産んだ助産院で手作りおしりふきの作り方を学んだからです。
すごく簡単で、保存料等も無添加で、お金もかからないし、おしり以外にも口や手を拭いたり、テーブルや床を拭いたりと掃除にも使えてすごく便利です。
今回は簡単で無添加のおしりふきの作り方をお伝えします。
①密封保存容器
②アロマオイル:サイプレス&ラベンダー(助産院では殺菌・消臭効果のあるサイプレスと殺菌・防腐効果のあるラベンダーを勧められました)
③コットン(今回は6cm×8cmで作りました。しかし10cm×13cmなどのワイド版の方が使いやすいので、購入するならワイド版をお勧めします)
④水
材料費は、アロマオイル2本で2000円以内、コットンは500円前後です。これで数ヵ月から半年分のおしりふきを作れるのではないでしょうか。アロマオイルは、1年以上使えます。初期投資としてアロマオイル分の2000円が少々高めかもしれませんが、あとはコットンだけ買い足せばいいので、市販品を1年買うことを考えるとかなり安価といえます。
密封保存容器は家にあるので十分です。
子どものおしりが荒れて、病院に行った時に、「おしりはぬるま湯で洗って、綿のタオルでポンポンとやさしく水分を吸収してあげてね」と言われると思います。
おしりが荒れた時だけでなく、基本はおしりを洗ってあげる方が、赤ちゃんも気持ちいいはずです。私も、子どもが小さい頃は、洗面所で洗っていました。最初は大変でしたが、慣れるとその方が細かい部分をおしりふきで拭き取らなくても、シャワーのお湯が流してくれるので、楽でした。
でも、それが難しいという色々な事情もあると思います。おしりふきを使うことを否定しているわけではありません。
ただ、市販されているおしりふきのパッケージの裏側を見ると、子どもの肌に悪影響をもたらしかねない化学物質も入ってるようです。
このことは、私が非常勤講師をしている帝京平成大学薬学部・教授稲津教久先生の著書等を読んで学んだことです。稲津先生は、著書の中で、化学物質が皮膚から吸収されて、悪影響を及ぼすこと、及びそのような化学物質が入っている商品を使い続けることに警鐘を鳴らしていらっしゃいます。
今回紹介した手作りおしりふきは、安価で安全なもので、おしりふき以外の用途にも使える便利なものです。
もし、いいなと思われたら、ぜひみなさんの日常で取り入れて下さい!
参考文献
経皮毒ハンドブック 稲津 教久著 PHP研究所 2009
「経皮毒」がまるごとわかる本 竹内 久米司・稲津 教久著 三笠書房 2005
女性を悩ませる経皮毒 池川 明著 日東書院 2006
ひらきだ ゆき 【臨床心理士 精神保健福祉士】
記事テーマ
初めてのお産・子育てって不安ですよね?でも大丈夫。ママが主体的であれば、赤ちゃんも力を合わせママとお産を頑張ってくれます。初めての母子での共同作業のスタートが主体的であれば、その後の育児もとまどうことはあっても、そのママらしい力が発揮でき、赤ちゃんも自己発揮できます。そのお手伝いを、カウンセラーの視点から楽しく具体的にさせて頂きます!