最近は春に運動会がある学校も普通になってきていますね。私が子どもの頃は、秋の大運動会!というのが定番だったように思えます。
まだ夏には早い5月6月でも、気温は30度になる日も多く・・・子どもたちはもちろん、運動会にかかわる先生方、保護者たちも暑い中、大変ですよよね。
そんな運動会、お楽しみはやっぱりお弁当の時間。 早起きして作らなければ!というプレッシャーもありますが、家族で一緒に囲むお弁当、午後の競技も頑張って乗り越えられるよう、パワーチャージできるような内容にしたいですね。
今回はおススメのおかずやおにぎりなどのご紹介をします。運動会だけでなく、これからのお出かけのお弁当のヒントになればいいな、と思います。
3段すべて使わなくてもいいのですが、今回は使ったものをご紹介します。
一番下の段はデザート。保冷剤が直接底に当たるので、一番下にしました。
あとは、おにぎりなどのご飯ものの段、おかずの段、と3つのジャンルに分けました。
①おにぎりなどのご飯ものの段
今回は流行りの”おにぎらず”。 実はおにぎりより手はかかりますが、おかずとご飯が一緒に食べられるのもいいですし、いろいろな組み合わせで具とご飯を変えてみるのも楽しみのひとつです。
こちらは、焼き肉風のお肉をご飯とサニーレタスでサンドしました。海苔、ごはん、サニーレタス、お肉、レタス、ご飯の順番で乗せたら、海苔で包み閉じ目を下にして少し置いておきます。ご飯には少し塩をしておくと味のバランスが良いです。
また、ご飯のひとつにユカリを混ぜてピンク色にしてみました。サニーレタスの代わりに大葉を挟んでお肉をのせて包みました。
海苔がくっついたころに、包丁で半分にカットします。そしてお弁当箱に並べるときに、海苔同士がくっつかないように、ワックスペーパーでおにぎり一つずつ持ちやすいようにセットします。
②おかずの段
まずはお子さんのご要望を聞いてみましょう。唐揚げ、海老フライ、コロッケ、しょうがやき、いろいろ出てくるかと思います。
揚げものの場合、せっかく油を用意するならば、2種類揚げるのもおススメです。唐揚げ×フライドポテト、コロッケ×野菜の素揚げ、など,
揚げても色がかぶらない2種類がおススメ。
写真は、海老のココナッツ団子揚げ、大豆たんぱくの唐揚げ風です。エビとささ身をたたいて、玉ねぎ、卵白、片栗粉、塩を加えて混ぜて、ココナッツをまぶして揚げました^^。ココナッツをまぶす前までは前の晩に作って冷蔵庫に入れておきます。
大豆たんぱくは水でしっかり戻したら、ぎゅーーっと絞りすぎないのがポイント。絞りすぎるととても固い唐揚げになってしまいます。しょうゆ、さけ、みりんなどで下味を付けて一晩寝かせます。翌日、片栗粉をまぶして1分くらい揚げます。
揚げもの同士を仕切るところに、茹で卵を並べます。これも前の日に茹で卵を作っておけば当日楽です^^
色のバランスも大事なので、ミニトマトに、ハムで作ったお花をポイントに詰めました。
③デザートの段
フルーツだけでいっぱいにするものなかなか大変。ですので、みかんジュースで作ったゼリーにみかんの実も入れて、小さなプラカップに流して固めました。一人ずつ手にとって食べられるので食べやすくて好評です。
また、フルーツはあまり小さくカットしすぎると、取りづらく崩れやすいので、あえて断面を見せて彩りもよく。キレイに見せるのもポイントです。
ぜひ作ってみてくださいね!
酒匂 ひろ子 【手作りお菓子工房&料理教室 HIROKO'S KITCHEN主宰】
記事テーマ
いつものテーブルをちょっと素敵にアレンジ。お客様をおウチに招くとき、普段の様子より少しワンランクアップしたテーブルセッティングが出来たら、お客様も自分自身も気分が上がります!さあ、楽しく、話も盛り上がる、テーブルを作りましょう!