乳アレルギーでも食べられる！バターなし手作り生地のプチキッシュ｜輝くママ

乳アレルギーでも食べられる！バターなし手作り生地のプチキッシュ/2014年12月

アレルギーっ子に必須の代用品を使ってのお料理＆お菓子作り

乳アレルギーの場合、牛乳を豆乳で代用して、スープやドリンクを作っている方も多いと思います。

そしたらバターは？

油だからサラダ油やオリーブ油で代用すればいいですよね。でもバターの芳醇な香りは他の油脂ではなかなか代用できないと思います。特にお菓子。もちろんオリーブオイルのクッキーとか、菜種油のマフィンとか、バターを使わないでも美味しいお菓子もありますが、やっぱりバターのお菓子の特別感は他では出せないなぁとも思います。だけど、これはバターじゃなくても美味しい！と感じるものがあります。

それはキッシュ。

キッシュって女性はみんな好きじゃないですか？　ケーキみたいな色とりどりな見た目は子どもにも喜ばれ、食べたい気持ちをそそります。

野菜もたくさん入れられますしね^^

そんなキッシュのタルト生地をバターではなく、オリーブオイルで作ります。オリーブオイルの香りも感じられますし、バターのように重くならず、サクッと軽めのタルト生地がキッシュの塩味とよく合います。今回はパンのレシピではないですが、パンのお供として定番のキッシュを、乳アレルギー対応で作りましょう。また、大きく焼かずに、マフィン型を使ったちいさめサイズで子どもに喜ばれるかわいい見た目に仕上げます。

【材料】卵なしプチキッシュ（マフィン型５～６個分）

<タルト生地>　

強力粉 25g

薄力粉 75g

塩 1.5g

オリーブ油　25g

水 25g

<アパレイユ>

卵 1個

豆乳 100g

ベーコン　適量

お好みの野菜適量

塩、コショウ少々

手順【卵なしプチキッシュ】

＜準備＞

・マフィン型に油を薄く塗っておく

・オーブンを２００度に予熱しておく

＜手順＞

1. タルト生地を作る。

強力粉、薄力粉、塩をボウルに入れたところに、オリーブオイルと水を一度に加え、まとまるまでゴムベラでざっくり混ぜる。

2. 麺棒で薄くのばし、丸く型抜きをしてさらにうすくのばす。マフィン型に敷き詰め、底にフォークで穴をあける。

3. 予熱した200度のオーブンで15～20分、色よく焼く。焼きあがったらマフィン型から一度出して冷ます。

4. アパレイユを作る。

あらかじめ火を通しておいた野菜やベーコンを冷めた3に入れる。

5. 卵、豆乳はボウルであわせ、塩コショウで味付けをし、4に流し込み、200度のオーブンで15～20分、卵に火が通るまで焼く。

※傾けてみても卵の液が見えなくなり、表面だけでなく中もしっかり固まるまで。

★余った生地はそのまま焼けば塩味サブレになりますので、おやつにどうぞ^^

★大きい型でケーキみたいに焼く時は焼き時間が長くなります。

野菜嫌いさん＆食わず嫌いさんの強い味方！

キッシュはケーキのようなかわいい見た目で子どもの「食べたい！」を誘います。卵生地の中には冷蔵庫に余っているいろんなお野菜を入れてみましょう。ベーコンやソーセージなど旨味と塩味の強いものがひとつ入ると、より美味しくなります。大きく焼いてケーキみたいに切り分けてもいいし、今回のように小さく作ってたくさん盛り付けてもかわいいですよね^^

子どもの食欲は見た目から！

忙しいママは前日仕込みで朝から焼きたてキッシュ♪

タルトは空焼きした状態で保存できます。1日～2日なら常温でもいいし、冷凍でもOKです。前日にタルト生地だけ焼いておけば、朝に卵液と野菜を入れてオーブンで焼くだけで素敵な朝食の一品に。休日なら、焼きたてパンと焼きたてキッシュをそろえて、ゆっくりブランチというのも良さそうですね。

まんまるのパンとか食器とかをあわせると、さらにかわいい食卓になります♪

パンもキッシュも『前日仕込み』で、余裕ある素敵な朝時間をお過ごしください^^

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Mama's profile/プロフィール

島村麻美【アレルギーっ子も食べられるパン教室主宰】

記事テーマ

ＮＯ卵！ＮＯ乳製品！アレルギーっ子とおいしく食べるパン生活

0歳～1歳児に特に多い、卵・乳の食物アレルギー。市販のパンには卵や乳成分が入っているものが多く、それらが入ってないのはバケットのような固いパンばかり。だったらおうちで作っちゃおう！　私が息子に作っている卵や乳製品なしでもおいしいパン作りのレシピやコツ、アレルギーっ子のパン作りで気をつける事、パンの材料の選び方などをお届けします。