ハロウィンが終わり、早くもクリスマスを感じさせるイルミネーションを目にすることもありますが、私の気分はまだかぼちゃ! 秋冬はやっぱり【芋・栗・かぼちゃ】が恋しくなりませんか?特にスイーツ系はもっぱらこれらに惹かれる季節です。
でも、子どもにアレルギーがあると、なかなか市販のスイーツを分けてあげることができません。かぼちゃプリンもモンブランもスイートポテトも。
我が家は息子がなぜか時々「ケーキたべたい」と言ってきます。それが先日はピンポイントに「かぼちゃのケーキたべたい」でした。季節感あるチョイスでいいね!と思った私。すぐさま作ってあげよう!と思ったのですが、せっかくなら一緒に作って少食偏食な息子の食欲をかきたてようと思い、お手伝いしてもらうことに。2歳にもなれば、台所仕事も少しお手伝いできるようになってきます。自分が作ったものだと、いつも食べないものも食べてくれたりするので、偏食っ子さんはぜひ一緒にキッチンに立たせてみてくださいね^^
ということで、今回は【卵&乳製品なし!かぼちゃケーキ】作りを子どもと一緒に楽しめる簡単なレシピをお伝えします。
パンはハードル高いなぁ・・・という方も、このかぼちゃケーキなら失敗なく短時間でできるのでぜひ作ってみてくださいね。
・かぼちゃ 100g(皮ごとの重さ)
・砂糖 大さじ2~3(かぼちゃの甘味によるのでお好みで)
・塩 ひとつまみ
・オリーブオイル 大さじ1
・豆乳 大さじ1(なければ水でもOk)
・薄力粉 80g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・シナモン 少々
・好みでトッピングのアーモンドやレーズン
1. かぼちゃを一口大くらいに皮ごと切って、レンジや蒸し器などで火を通し、ボウルに入れてフォークでつぶしておく。
★熱いうちにつぶさないとつぶしにくくなります。
2. 1のかぼちゃに砂糖、塩、豆乳、オリーブオイルを入れてしっかり混ぜる。
3. あわせてふるった薄力粉・ベーキングパウダー・シナモンを2のボウルに加えてゴムベラで全体をさくっと混ぜる。
★混ぜすぎないよう注意。粉がなくなったかな~くらいで終わりでいいです。
★かぼちゃの水分量が少なく、生地がスプーンですくって型にいれにくい程固かったら、豆乳を小さじ1ずつ足してください。
↑ 混ぜる仕上げはママがきれいにやってあげてくださいね^^
4. 小さめのマフィン型に入れて好みでナッツ等をトッピングし、180度のオーブンで10~12分くらい焼く。
★竹串やつまようじを中心にさして、生っぽい生地がついてこなければ火が通っているのでOKです。
↑ このひとくちサイズのマフィンで12個できあがる分量です。
↑ トッピングを色々用意して、好きなものを選ばせてあげると楽しそう♪
↑ ふっくら膨らんで、おいしそうな焼き色が付けばOK!
卵もバターも牛乳も入らないけど、ふんわり、少しもっちりなカップケーキが出来上がります。子どものおやつにももちろん、朝食代わりにも我が家は出しています。
焼きたてはパクパクと2個も3個も食べられます。小さく作ると子どもが食べやすくて、あとたくさん食べちゃう子には食べ過ぎにくくていいです。
冷凍保存もできるので、多めに作って、手作りおやつをストックしておけば、おやつを切らした時にも重宝します。
子どもにお手伝いさせるのは、自分でやるよりも時間もかかるし、汚れるし、面倒かもしれません。
でもいろいろやりたがる時期に、自分が食べるものを作る機会を与えてあげて、一緒に楽しめたら、とってもいい経験だし、「できた!」が子どもの自信につながりますよね。
忙しい日にはできないけれど、お天気悪い日とか、週末とか、おうち時間がある時に子どもと一緒にキッチンに立ってみてはいかかでしょうか^^
大阪市の自宅で子連れパン教室を開催しています。
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島村 麻美 【アレルギーっ子も食べられるパン教室 主宰】
記事テーマ
0歳~1歳児に特に多い、卵・乳の食物アレルギー。市販のパンには卵や乳成分が入っているものが多く、それらが入ってないのはバケットのような固いパンばかり。だったらおうちで作っちゃおう! 私が息子に作っている卵や乳製品なしでもおいしいパン作りのレシピやコツ、アレルギーっ子のパン作りで気をつける事、パンの材料の選び方などをお届けします。