【下準備】
・水は温度調整しておく。冬はぬるま湯、夏は冷水を使用してパン生地の温度を調整。
・バターは室温に戻しておく。
・チョコシートは前日に作って冷蔵庫でしっかり固めておく。
【こね】
1. 粉をボウルに入れ、砂糖・インスタントドライイーストを加えて、離れたところに塩を加える。
2. 砂糖・インスタントドライイーストめがけて水、牛乳、卵をやさしく一度に入れ、ヘラでそれらを溶かし込むように混ぜる。その後、全体を混ぜ、だいたいまとまったらこね台に出し、生地の表面がなめらかになるまで、手の付け根に体重をのせて約10分休まずにこねる。その後、バターを生地になじませてさらに5分ほどこねる。
※グルテンチェックをして、膜が破れずに透けて伸びるようになったらこね上げのタイミング。
【一次発酵】
3 ボウルにぬれ布巾をかけて、レンジの発酵機能で35度30~40分、2倍の大きさになるまで発酵させる。
※室温が27度くらいあれば、室温のままで発酵させる。
【ベンチタイム】
4. 生地の空気を抜き(パンチ)、再度かるく丸めて、ぬれ布巾やボウルをかぶせて室温で10分置く。
【成形】
5. チョコシートより一回り大きく麺棒で四角形に伸ばす。チョコシートを中心に置き、風呂敷包みのように四隅を中心に集めて生地同士をつまんでチョコシートを包み閉じる。
6. しっかり閉じたら麺棒で縦長になるように伸ばす。力を一気にかけすぎると生地が破れてチョコシートが出てくるので、やさしく少しずつ。縦長になった生地を下から1/3を上に、上から1/2を下に折り返して重ねる。生地の向きを90度変えて、再度縦長に伸ばす。この流れを全部で2回行う。
7. 平らに伸びた状態の生地を長方形になるよう包丁で生地を切り出す。生地のはし1cmは残して真ん中に切れ込みを入れ、その切れ込みの中に生地を2回くぐらせてねじる。
【二次発酵】
8. レンジの発酵機能35度で30分ほど二次発酵をさせる。
※一次発酵と同じで夏は室温でもOK
※乾燥させないように、固く絞った濡れ布巾で覆ったり、庫内に霧吹きをしたりする。
【焼成】
9. 表面に照り出しの牛乳をさっとハケで塗り、240度に予熱したオーブンを200度に下げて、10~12分ほど焼く。