2歳ぐらいから精神年齢がなんだか高くなる女の子、しっかりとしてくるので、男の子をおもちのおかあさんは心配になるようで・・「うちの子は大丈夫でしょうか・・」って言われます。不思議なくらいに男の子は幼いです。女の子と口数も違ってきます。
でも大丈夫。比べる対象は、他の子ではないのです。前日のその子。1週間前のその子自身と比べてください。ほら、昨日できなかったのに今日はできていたりしませんか?
いつもやっているリトミックの名前呼び。お友だちの意識もしてもらおうと、みんなで歌いながら、♪「大きな声で○○ちゃ~ん!」とよんでます。
自分の名前と年も、自分で言いますが、はじめのころ全く言わなかった子、照れてしまって言わなかった子。まだまだしゃべることがままならない子といろいろですがこれが、7ヵ月もたちますと、きちんと言えてお友だちの名前も覚えています。これも継続の力。
森にバスでいっちゃうよ~
わあ~~なんかきた!
これな~んだ?うさぎ~!!
♩ ♩ ♩ ♩ ぴょんぴょんぴょんぴょん
でた!ぞうさん~!!
2分音符であるく。どっしんどっしん。
あら、かわいい!!りすさん。
ちっちゃいよ。ちょこちょこちょこちょこいくよ。
♫♫♫♫ ほら、これでリズムが3通り。
1歳2歳に8分音符で歩きましょう、なんていっても楽しくない。これが8分のリズムである、というのを親には説明をしますが子どもたちは大きい動物、小さい動物で感じてもらいます。
それはいろんな動物になったり、また、バスや電車の速度で表現したりします。
4分音符のリズムを固定してその速度を変えることなく、リズムのみ、変えていきます。なので、メロディーの早さは一切変わらず。左手の刻むリズムが変わります。それを感じ、体で表現するには動物に色々と変身すればわかりやすく体に入ってきます。変身して表現する事も、大切。頭、体、フルに使っています。
松井 みわ 【Precious キッズケアリトミック&キッズゴスペル主宰】
記事テーマ
心と体それを支配する脳に25年赤ちゃんの時の大人の声かけ、回りの音楽は刷り込まれています。脳にはシナプスという伝達機能があります。リトミックは音楽を聴く、感じて動く、止まる、跳ねる、見て表現するなど5感をフルに使います。未満児にとってどんな関わりをしていったらよいかここでお話ししていきたいと思います。