1歳児さんで初めて来られた時。まだ、1歳になったばかりですがなんとかつかまり立ちはするけれど、自分で動く、という事はまだまだの男の子。しかもまだ、開講したばかりで1人しかいませんでした。
でも!!お母さんはとても楽しんでくださいました。抱っこして、歩く、止まる、8分音符、2分音符の歩きかた、動物のカードを絵あわせしたり、絵本よんで「これは?」ワンワン!「そうね、い・ぬ・♩・♩」と、手拍子つけて言葉も教えていきます。
2回目にきたとき「先生!!すごいんです、これまできーきーいって車も何が気にいらないんだか、乗せるのたいへんだったのにリトミックしにいくよ、っていったらす~っと乗るし、夜はリトミックの日は爆睡しました!!なんだか、急に頭の整理が出来たみたいにおもしろいんです!!」とおっしゃり、それから、一人なのに、ちゃんときてくれました。1人なので、お母さんと子育ての話したり、絵本の話をしたり、と、いろんな相談にも乗ることが出来ました。
それに、知育もリトミックにはありますから一対一で関わることで伸ばせる部分もたくさんありました。動物の絵が頭と胴体にわかれている絵カード。まっすぐわかれているのではなく、動物によって切り口が違っています。そうなると、意外と合わせれらないんです。1歳の子には難しい作業なんだな・・と思いました。
次に2歳の子が入ってきてその子の動きを見て真似をしたりさらに成長していきます。絵カードは1歳には難しいのですが2歳半の子には簡単です。お兄ちゃんがすっすっと合わせて行くのを見て自分もしようとするのですがうまくできず、それに腹をたてて、泣いたりと、知能的にもものすごい成長を見ました。いま、1才7カ月。ずっとがんばってお友達は4人にふえました。自分の名前もなんとなく言えるようになっています。すべきことをいまはするんだというのがよくわかっています。
いろんな子たちの関わりの中でさらに人と関わる・・という部分での成長が見てとれます。1歳から、リトミックってできるのかしら・・と、思っていた私にとってそれは、ものすごい自信になりました。この子がずっと続けていったらどんなふうになるんだろう。しっかりと記録として取っておかねばと思います。そして、たった一人でも、続けてくれたからこそ、今の成長があると思うのです。
なんでもそうですけれどやりたい!と思ったらちょっとつらいことさびしいことがあっても、一休みしても、絶対に続ける、という事は大切だとおもうのです、一人でも諦めずにずっと来てくれたお母さんに感謝です。
楽器を買う、となるとお金の問題が・・パーカッションは初めての楽器にはとてもよいもの、1歳児でもできるものです。タンバリン、鈴、カスタ、トライアングルのおもちゃは100円均一でも購入する事が出来ますが音はよくありません。マラカスは小さい子が持てる卵の形のものや、いまは野菜だの果物だの、いろんな形があります。
でも、案外簡単に作ることもできますよ。何かしらの容器に入れてそのなかにビーズをいれる。そしてふれば、もう立派なマラカス!工夫次第でなんでもマラカス、しかも いろんな音違いで面白いと思います。中身も、小豆、お米、ガラスのビーズ、プラスティックのビーズ・・これを作ったら音楽かけて、踊る踊る!
もちろんお母さんもいっしょにね!おかあさんがいろんな動きをして見せると子どももいろんなことをしてくれます。お互いにまねし合っておどりましょう!!
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松井 みわ 【Precious キッズケアリトミック&キッズゴスペル主宰】
記事テーマ
心と体それを支配する脳に25年赤ちゃんの時の大人の声かけ、回りの音楽は刷り込まれています。脳にはシナプスという伝達機能があります。リトミックは音楽を聴く、感じて動く、止まる、跳ねる、見て表現するなど5感をフルに使います。未満児にとってどんな関わりをしていったらよいかここでお話ししていきたいと思います。