2歳児さんはいやいや期。いやいや期は何言ってもどうも、いや!だめ!しかでてきません。この時期がないと大きくなったときにいやいや期がでちゃうとまずいので、ないといけないんですが、手を焼きますね。
「片づけるよ」
「いや!」
「じゃあ、片づけなくていいよ」
「いや!」
「どっちやねん!」
と、関西人でなくても突っ込み入れたくなる日々。わたしはあまのじゃく期と呼んでます。すべて反対のことを言う。
ならば、いろんな方向から親もたくさんの言葉をかけてみましょう。
「片づけてくれる?」「いや!」
「じゃあ片づけなくていいよ」」「うん」と言われたら
「じゃあ、ご飯も食べなくていいよ、お菓子も食べなくていいよ」「いや!」
「じゃあお片付けの後で食べるから片づけようか」「いや!」
「長い針5にきたらかたづけてごはんにしよう。お約束して?」
などなど。きっと言葉も覚えていっているのではと思いますし、いや!と言えることって大切ですよね。なんでも言うことをきいてくれるのがいい事では決してないのです。そう思うと、自我の目覚めや~と、感動しつつあーだこうだと、いろんな言葉でもっていきましょう。また、物でうごかすってのも大事。ぬいぐるみ、シール、興味のありそうなもので。
リトミックの教室の中でも、いやいやはありますが無理はさせないようにしてはいます。でも、様子をみながらどうもこの子はただこの時だけやりたくないから抱っこって言ってるみたいだな・・とかあると指導者もいっしょにそばまでいって「みてみて、こんなんするんよ~~!」と手をとってやってみたりします。まずは指導者との関係ができていないとだめですが。
いろんなものを使って興味をひくのも大事でテンポよく、あきないようにやるのも大切。お家の人がいっしょに楽しむ気持ちをみせてくれると
いつのまにやらいつもみんないっしょにやっています。
それでも、なんだかわざとやってくれないとき。魔法の杖をつかって(なんでもいいのですがそれらしく作った方がおもしろい)「あなたのお手手が動きます~」ってやったり「ひゃあ~おばけになってしまいます~~!」などなど。ここでも、ぬいぐるみや、あとは違う道具を出して方向転換するとふっとはいってきます。
タンバリン、すず、カスタネット、マラカス、いまは100円均一という心強い主婦の味方がありますが、てづくりというのも子どもはとても喜ぶし大切な大切な世界で一つの楽器としてずっと心に残ります。
マラカスは一番簡単にできます。ちいさな、ペットボトルにビーズをたくさん入れたらいい音が鳴ります。この時に入れるものをいろいろとかえてみて音の違いを楽しみのも耳を鍛えるいい教材になります。できたら、サンバの曲にあわせて鳴らすと気分は最高!!
♪おしっこにいきましょう~!マラカスならしながらいくと、楽しい!
♪お風呂に入りましょう~タンバリン?
なにか決めて歌のフレーズは勝手につけてみて。楽しいですよ。歌のある生活は子どもにもいいけれど、大人にもよいのです。脳がいい刺激を受けているから。
私の教室のブログみてくださいね~
松井 みわ 【Precious キッズケアリトミック&キッズゴスペル主宰】
記事テーマ
心と体それを支配する脳に25年赤ちゃんの時の大人の声かけ、回りの音楽は刷り込まれています。脳にはシナプスという伝達機能があります。リトミックは音楽を聴く、感じて動く、止まる、跳ねる、見て表現するなど5感をフルに使います。未満児にとってどんな関わりをしていったらよいかここでお話ししていきたいと思います。