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脳とリトミックの関係②/2015年7月

脳は大まかに5つにわかれている・・おさらい・・・
 
脳には5つの連合野の働きがありますというのを前回も書きました。
 
①体を動かす運動連合野
 
②感覚情報を分析して空間認識をする頭頂連合野
 
③視覚言語機能など視覚情報から有力な情報を引き出す後頭連合野
 
④思考、学習、意欲や情操、理性、表現など、人間らしさをつかさどる前頭連合野
 
⑤形や記憶、聴覚などの中継をする側頭連合野
 
で構成されていると言われています。
 
右脳は主に話す、音楽や絵画など、表現力や姿勢。左脳は計算、声や音の認識、会話、読み書きなど運動脳。先日は体を動かす、運動連合野について話しました。さて今回は、②③について考えてみましょう。
空間認識力!

リトミックではリズムに合わせて歩く、止まる、というのがありますが、その部屋の大きさ、自分と友だちの位置、など体で目で自然と認識しながら動いています。

部屋を広く使って!というと保護者の方も意識しますし、自由に、でも、ぶつからないで!というとそれも意識して動くので「空間」というものを自然と認識していきます。

また、ボールを使ったリトミックでは、跳ねるボールをつかまえたり、ころがしたり、キャッチしたり・・ボールの動きをある程度予測し自分の体をどこにもっていけばよいのか、ボールはどのように、動いていくのか、たくさんの情報を脳は処理しています。経験が多いほど、上手になっていきますね。

自然とリトミックでは身についていくのです。

視覚からの情報処理

最近のお子さんはこれが一番発達しているのでは。

テレビやDVD、絵本にPC,スマホ・・・。情報が多すぎてここが発達した分、耳で聞いての理解が遅くなっているように思います。

リトミックでは絵カードを使って視覚から情報を得たら、手でその言葉のリズムを手でたたいたりします。そうすることで、体の中へ入っていくと思うのです。

Mama's profile/プロフィール

松井 みわ

松井 みわ 【Precious キッズケアリトミック&キッズゴスペル主宰】

記事テーマ

3歳までの心と体と知はリトミックで!

心と体それを支配する脳に25年赤ちゃんの時の大人の声かけ、回りの音楽は刷り込まれています。脳にはシナプスという伝達機能があります。リトミックは音楽を聴く、感じて動く、止まる、跳ねる、見て表現するなど5感をフルに使います。未満児にとってどんな関わりをしていったらよいかここでお話ししていきたいと思います。

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