リトミックではリズムに合わせて歩く、止まる、というのがありますが、その部屋の大きさ、自分と友だちの位置、など体で目で自然と認識しながら動いています。
部屋を広く使って!というと保護者の方も意識しますし、自由に、でも、ぶつからないで!というとそれも意識して動くので「空間」というものを自然と認識していきます。
また、ボールを使ったリトミックでは、跳ねるボールをつかまえたり、ころがしたり、キャッチしたり・・ボールの動きをある程度予測し自分の体をどこにもっていけばよいのか、ボールはどのように、動いていくのか、たくさんの情報を脳は処理しています。経験が多いほど、上手になっていきますね。
自然とリトミックでは身についていくのです。
最近のお子さんはこれが一番発達しているのでは。
テレビやDVD、絵本にPC,スマホ・・・。情報が多すぎてここが発達した分、耳で聞いての理解が遅くなっているように思います。
リトミックでは絵カードを使って視覚から情報を得たら、手でその言葉のリズムを手でたたいたりします。そうすることで、体の中へ入っていくと思うのです。
松井 みわ 【Precious キッズケアリトミック&キッズゴスペル主宰】
記事テーマ
心と体それを支配する脳に25年赤ちゃんの時の大人の声かけ、回りの音楽は刷り込まれています。脳にはシナプスという伝達機能があります。リトミックは音楽を聴く、感じて動く、止まる、跳ねる、見て表現するなど5感をフルに使います。未満児にとってどんな関わりをしていったらよいかここでお話ししていきたいと思います。