なんどもなんども書いてきましたがリトミックは、たくさんの脳の部分を動かし、シナプスという神経細胞をどんどんと発達させてつなげていきます。
0歳のうまれたばかりの赤ちゃんは、脳がやわらかく、しわがまだそんなにないですよね。でも、おなかの中ですでに音楽を聴いてるか否かでも、ずいぶん違う気がします。それに組み込まれたDNAというのもあるでしょう。
でも、努力と繰り返しの積み重ねのやり方で、それはダントツに違いが出てくるのではないかと思われます。はじめはただの「ヒト」であった赤ちゃん、泣くか寝る、の赤ちゃんが言葉を理解したり、体を思うように動かすようになっていくには、ほったらかしでは・・本能で動けるでしょうけれど、「人間」では、ないように思います。
大人たちのたくさんの言葉かけで人間の言葉を理解し自分で話すようになりますね。
歌うように話しかけてあげられたら、赤ちゃんの脳はきっとすごくシナプスがつながり、「きもちよい」ということを理解していきます。
音楽にはものすごい力があるのです。それにすてきな言葉がのるととても子どもにとっては最強な力になると思うのです。
おっぱいあげるとき、無言で抱っこしてぱっとおっぱいをあげたりします??テレビ見ながら、哺乳瓶くわえさせたりしますか?
やっぱり声をかけますよね。そのときに「はい、おっぱいですよ~」だけでなく「♪オイシイマンマ、オイシイマンマ、いりますか~、は~いいりますよ~♪」なんて勝手に節付けて歌ってあげたら子どもはきっとおいしく気持ちよくのむのでは。
だから私は小さいうちからリトミックにくるのは賛成。9ヵ月の子たちがやってきて30分でも音楽にふれ、お母さんといっしょにするのと、2歳や1歳半など異年齢の環境で他の人がしているのを見て、いまできなくても、それは脳に刻まれていて、動けるようになった時、きちんとできるようになっています。
2歳3ヵ月になったリトミックの男の子は、1歳になったばかりでまだあるけないのにきました。おかあさんが ずっと抱っこしてリズムを体に入れて行き、いっしょに楽しみました。2歳半の子もいっしょにしていたので 名前をじぶんでいう、とかもいっしょにしていました。
そして2歳3ヵ月になったときには自分の名前と年をちゃんといえ、こちらの言う指示がすべて通り、3歳になる子よりも、さっと、動けるようになっていました。びっくりです。それはリトミックだけではなくお母さんの一生懸命いっしょにする、という姿勢も私はすばらしかったのではと思います。
日本のわらべうたは、ラ、ソ、の繰り返しかそれにミ、や、シが入ってる程度で簡単です。それは音が高いか低いかを単純に表しているので、わかりやすくすぐに覚え口ずさめるものになっていると思います。
赤ちゃんの顔をつかっての♪こーこはかあさん、似んどころ~っていうのがあります。ほっぺを触ったり、鼻を触ったり、おでこを触ったり、口をさわったり、して最後に輪郭をなでて、こちょこちょするだけなんですが、リズムをここちよい言葉で子どもはものすごく喜びます。なんでも節を付けると楽しいのでは。おおきくなってくると音程がもっと複雑になって口ずさんだらすごいですね。
また、3歳以上になると実際に音の高さの違いとして捉える練習ができます。ラ、ソのおとで、タケノコ一本おくれ~(ラララララーソーラララ■)
まだめがでないよ~。(ラーソーラーソーラーミミミ●)を、手で高さをあらわすとわかりやすく歌いやすいです。
ホームページをつくりました。
3歳児以上のお子様のキッズケアリトミック教室も
5月より開催始めます。
赤間コミュニティセンター第1,2,3火曜日。
15時15分からです。http://suupaasyuhu.wix.com/precious←ホームページみてね。
松井 みわ 【Precious キッズケアリトミック&キッズゴスペル主宰】
記事テーマ
心と体それを支配する脳に25年赤ちゃんの時の大人の声かけ、回りの音楽は刷り込まれています。脳にはシナプスという伝達機能があります。リトミックは音楽を聴く、感じて動く、止まる、跳ねる、見て表現するなど5感をフルに使います。未満児にとってどんな関わりをしていったらよいかここでお話ししていきたいと思います。