はじめまして。まついみわです。私は25年間幼稚園や保育園で勤め、その間2人の子育てもやってきました。その時はまだ子どもに対する気持ちは「体が健康で、病気しなくて生きてくれたらいい!」。その程度で生きることに必死だったような気がします。
仕事でも自分の子どもと同じ年代の子をもっていて、自分のこどもは・・とついつい比べがち。子どもが1歳から2歳にかけては、あれやこれやと理屈をのべたり、泣いたり、わめいたりといろんな経験に親は、いらいらしたり、なぜそうなるんだろう?と悩んだり。
子育てに正しい正しくないは無いと思うけれど、こどもに愛してるよと、伝えてあげられることが一番大事かなと思います。そしてそれは、ずっと小学生になっても中学生になっても高校生になっても・・子どもの成長と共に親も親らしくなっていく、そう思います。
いまにして思えば私、園でリトミックやっていたのになぜ、自分の子どもにはしなかったんだろう?・・と。そのころは保育の一環であってピアノ教室やスイミング教室や塾の位置とは違う と思っていたのです。家でもこんなにリズムよく声かけ出来てたら、どんなに楽しい子に育ったのだろうと思います。
リトミックは、もとはスイスの作曲家、音楽教育家のエミール・ジャック=ダルクローズによって考案されたものです。はじめは音楽大学の学生に使われていたものを、幼児教育に使ってみたらこれがとても子どもの成長によい!とヨーロッパで広く使われて、音楽の時間といえばリトミックのようです。
いま、幼稚園では普通の教育の中で使われていると思います。音楽が自然に体の中に入ってきてそれを楽しく表現しながら子どもの持っている能力を限りなく広げていくものです。
どんなふうに、生活の中に音楽と言葉を入れていくかはまた、次回にお話ししたいと思います。
リトミックはいろんなところでいろんな教室があります。ディプロマがあります。私は、長いこと幼稚園でやっていた体の成長と運動神経のほうを鍛えるであろうと思われるリトミックをやっておりました。たとえば脳性まひやダウン症のお子さんに、このリトミックを毎日10分でも幼稚園でやっておりましたら、明らかに運動の能力が上がっていくとともに、言葉の発達をも促していっているのがわかるのです。心、これは自分で自分の体を動かして、それが出来た時の満足感は心を満たすものであり自信がついていきます。
そこで私は、音の高さ低さ、リズムにあわせて手をたたくという音価重視だけでなく、体を動かすというのも重要だと思い裸足で足の指先を使い、脳への刺激を与えていくものとしていこうと思いました。
それにはできたら早い方がよいと。歩けるようになったら、もうやってほしい。お家の人もいっしょに。子どもと一緒に動く、これって大人にとっては結構な運動です。子どもたちってそれを平気でやってるんですから、たくさん食べて、寝て、ってするのが当然だと思います。いっしょに親が楽しんでほしい、案外大人の方が表現する事を恥ずかしがったりするものですが、子どものお手本はお家の人です。いっしょにしている保護者の方が楽しそうだったら子どもも楽しい。これは保護者の方も心を開放し、ケアしましょうよ!っていう気持ちもこめています。
みんなこの質問されたら何処を指差します?胸を押さえません?・・そこは、心臓ですよね。
体のすべての機能を授かってる所は・・脳、ですよ。人間の脳の力は計り知れないものがありますよね。脳科学者じゃないけれど、リトミックって脳のすべてを使う気がするんです。そのせいか、キッズケアリトミックに来てくれるお子さんは夜、よく寝るんだそうです。音楽を聞き、動きを考え、ルールを思い出し、それを体に伝え、表現する。前頭葉も右脳も左脳も海馬もすべて使うのがリトミックだと思うのです。
普段しているのをブログに載せてます是非、みてくださいね→みんなで歌おう!キッズゴスペル&リトミック
たくさんのリトミックの講師を養成するところがありますが私はここに行ってます。→リトミック研究センター
松井 みわ 【Precious キッズケアリトミック&キッズゴスペル主宰】
記事テーマ
心と体それを支配する脳に25年赤ちゃんの時の大人の声かけ、回りの音楽は刷り込まれています。脳にはシナプスという伝達機能があります。リトミックは音楽を聴く、感じて動く、止まる、跳ねる、見て表現するなど5感をフルに使います。未満児にとってどんな関わりをしていったらよいかここでお話ししていきたいと思います。