幼稚園と保育園では何が違うでしょうか?幼稚園は預かる時間が短い、保育園は長い・・・。そんな感じで捉えていらっしゃる方も少なくありません。
まずは文部科学省と厚生労働省、と管轄が違うというのもあります。
今は幼保一元化を目指し、幼稚園でも長くお預かり保育、というのをやっているところも多くあります。お弁当だけのところもあれば、給食を頼むところもあるし、給食を作る施設をもっているところもあります。幼稚園は教育にもそれぞれに個性的に打ち出しているところも多いです。それに、満3歳児からとなっているので0歳児などはいないですね。
保育園も公立のところ、私立のところでサービスの違いがあると思いますが基本は保護者の生活の援助をするために子どもを預かる場所であると思います。長い時間預かるところもあるでしょうし、完全給食制のところが多いのでは。0歳(3ヵ月)から6歳(就学前)まで預かるところと、2歳からのところと、いろいろあるかもなので、調べて実際に見てみるのが一番です。
どちらを選ぶのかはご家庭の状況をみて選んでください。
保育園も幼稚園も子どものため、保護者のために一生懸命です。
ある保育園で・・2歳児が髪の毛を金髪に染めてきました。おかあさんが自分を染めたらそれが余ったから、もったいないから子どもを染めたというのです。そこで、保育士が子どもの健康のためには染めないほうがいいよ、と、子どもに話したところ、
「子どもに言うな、子どもを綺麗にするのは親の勝手だ」とどなりこんできたお父さん。
確かに、ちゃんと保護者に話した方がよいですね、でも、子どもは親のペットではありません。健康のこと体のこと、考えての行動をしてほしいと思うのです。給食でのトラブルもよくあります。
好き嫌いなく食べてほしいと保育者は思っていますから食育の紙芝居や絵本、日々のお話し、しているはず。でも、きらいだから、一口もそれを食べようとしない。
一口でいいから食べようよ!ね?とお箸で口の中に入れたら家で子どもが「無理に食べさせられた」と親にいい、親はそれを真に受けて
いらないというものを無理やり食べさせられて子どもの心が傷ついた、どうしてくれる!
と、どなりこんできました。
どう、思いますか?
子どもと先生はそれなりに毎日関係を作っていってます。
子どもは本能的に、自分を守る方法を持っています。
子どもって、結構したたかです。
なんでも親が口出ししていたら
上手に利用しようとしていきます。
大人は見守る。そして、話を聞いてあげる、ちゃんと目を見て心配してあげたり、
大丈夫よ、と、いってあげる。それだけで子どもは満足です。これが一番大事と思います。
未就園児のママ、特に1歳になり歩くんだけれども、何処へでも行く、さらに足元がおぼつかず良くころぶ。だっこするといやがって、でも、ここはあぶないからだっこ・・さらに抵抗ギャーギャー泣く。
どうしたらいいかわからない・・外は危険・・・
私は、広い部屋を使って子どもと遊べるようにそれに音楽がつくと、子どもってリズムが合わなくてもよく聞いてます。ほかのお子さんと一緒に動いたり、表現したりをママや他のお子さんとすることで、即時反応、時と場合の判断ができるようになってきます。はじめのころ好き放題、勝手放題たったのにこうやって教室を過ごしていくたびに人と一緒に楽しもうとする姿、見えてきます。
それからママたちの情報交換もたのしいようです。
ママたちが、一人で悩んだりストレスを抱えないようにするためにもリトミックは役に立っていると思います。
ぜひ来てみてください。
食べたくないから食べない、寝たくないから寝ない。いま、遊びたいからかたづけしない。いまは、時計の針などみせて、この時がきたら交代よ、というものを教えていかないといけない。食べたくないなら、ほんの一口でよいから食べよう!と、がんばってみる。
とくに、遊具などは子どもひとりではあぶないので最近は一つの遊具に一人の子。だから
「片づけのじかんですよ」といっても譲ろうとしない。という子もいます。
おお泣き。
未来へ向かって子どもたちは歩いて行くんです。
一日を、きちんとした時間ですごしていきましょう。
いやがっててもやったらできた! そうすると
子どもってママが褒めたら、「また、がんばるぞ!」と
思い、がんばっていくので
いやなこともチャレンジしてみてくださいね。と、お伝えします。
やりたくないことも挑戦することで それが楽しいものになることもあります。
松井 みわ 【Precious キッズケアリトミック&キッズゴスペル主宰】
記事テーマ
心と体それを支配する脳に25年赤ちゃんの時の大人の声かけ、回りの音楽は刷り込まれています。脳にはシナプスという伝達機能があります。リトミックは音楽を聴く、感じて動く、止まる、跳ねる、見て表現するなど5感をフルに使います。未満児にとってどんな関わりをしていったらよいかここでお話ししていきたいと思います。