ハッピー・ノート.com

産後に夫との関係が悪くなった。今まで、ラブラブだったのにどうして・・・・。なんてことありませんか？　きっと多かれ少なかれ気持ちのすれ違いが起こってくるご夫婦が多いのではないでしょうか？以前にも記事にしましたが、産後クライシスのこと。そして、産後3年間（3歳までのご夫婦）が一番離婚率が高いということを知っていましたか？

子どもが生まれることは幸せ！だけど・・・・そこに生まれる夫婦の溝について見つめていきましょう。

きっとこの記事を読んでいる多数のママさんがご結婚なさっていると思います。結婚何年目か？結婚と妊娠出産が同時だったか？結婚するまで、何年恋愛したのか？それとも、お見合いや婚活だったか？そんな部分もきっとこの「溝」に影響をすると思います。

そもそも。男性と女性は肉体が違います。もっている性でいうならば、「授ける性」が男性で、「授かる性」が女性。男女は平等ですが、同質ではないのです。また、脳の違いというのも、昨今の「脳科学」のデーターなどからもよく言われるようになりましたが、私はこの「脳」の差が一番の「溝」なのだと　思っています。

毎日の育児で、いろんなことが起きて、一日笑顔の日もあれば、大雨の日も、ため息の嵐も日もあります。そんな気持ちをシェアしたいのが、女性。ただ・・・・、男性は愛している、好きだから（口には言わない人が多いけど）君を思って「○○したほうが、よかったんじゃないの？」「それは君がよくなかったのでは？」とアドバイスをしてくれます。彼らは、決して　あなたのことを責めているのではないのです。

でもね。女性は聞いてほしい。聞くも→聴く　というくらい、「十四個の心で聴いてほしい」んです。向き合って、「そうなんだね！」って。そんな時間があるか、ないかで、女性の気持ちは変わってきて溝がうまってくるのではないでしょうか？

ただ・・・、以前行われた調査でも、圧倒的に家庭のこと、育児にかかわる時間が男性は少ないというデータです。

事実　私の周りのご相談を受けるママには赤ちゃんがパパを人見知りするくらい平日逢えないケースもあるのです。たとえるならいってらっしゃーい。と伝え、夕食をテーブルにおき、赤ちゃんが泣いて寝かしつけをしていたり、それこそ動きたい盛りの子を日中一生懸命お世話をしていたら、起きられない時間に帰宅。また朝はいってらしゃーい。顔を合わせる時間はすこし。

そして、パートナーも疲れ、本人もつかれ不機嫌。そして、子どもに本当の自分をみせられなくなる・・・・。本当に辛いサイクルです。この部分をどんどん変革していくことがこれからの日本の希望になると信じています。

すれ違いながらも、その関係をよくしたいという気持ちがあって悩んでいるならば、きっと光が見えてきます。愛をもってであった二人が、子どもをさずかり、豊かな人生を歩める日々のために、ときどき、お互いの気持ちを見つめなおす時間をもってみてください。意識するとしないでは、ちがってくると思いますよ。

産前産後の家事支援サポート事業と本当に大切なことを伝える「父親学級」講師で、「産後がはじまった！」の著者である渡辺大地くんと一緒に作成した「ヨメーター」というものがあります。

嫁の気持ちと体調を一目で確認できるという画期的なコミュニケーションツールです。これはマグネットを二つおいてご夫婦で使ってくださってもOKです。

このヨメーターの良いところは、自分自身もどんな気持ちで、どんな体調かを自分で振り返ることができるところです。ぜひご自宅の冷蔵庫に貼ってみてください。なによりも、ユーモアと笑いが心と体を元気にしてくれます。

今日もお読みいただきありがとうございました。
笑顔の花がたくさん咲いて
幸せの実が実りますように

やまがたてるえ