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絆ホルモン オキシトシンとスキンシップ/2014年5月

最近話題のオキシトシンってなあに?

先日NHKでも番組で取り上げられていた「オキシトシン」というホルモン。このホルモン一番の特徴は「母乳の分泌を促す」=「催乳作用」。オキシトシン=母乳というくらい繋がりのあるホルモンなのですが、じつは、このホルモンは母乳分泌のためにあるものではありません。愛情を育みまた成長発達にも作用するホルモンであるということが最近の報告でわかりはじめてきました。

愛着をつくるホルモン

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オキシトシンは、親子の愛着形成も促すホルモンとも言われています。アイコンタクトをしっかりとすることでも、ホルモンが出て、愛を感じることができます。このホルモンは女性の方が出やすいですが、男性も出ないのではなく、出ているホルモンであり生きるために必要なホルモンでもあるのです。

 

心地よさを感じることで、オキシトシンが分泌され、そして、愛着が生まれる。母乳を与えることは与えられる方もお互いにオキシトシンが分泌される。まさに母子相互作用が起きている状態です。

 

また面白いのはオキシトシンは、分泌している人と触れたり、であったり会話したりすると分泌が上昇したりします。女性が心許せる人とワイワイと楽しくおしゃべりして食事することなんかもオキシトシンをアップさせてくれます。夫婦で毎日のコミュニケ―ションとして、肩もみをするカップルのほうがオキシトシンが優位に分泌されるなどのデータもあります。ふれ愛がオキシトシンをうみ愛着をつくります。

 


 

絆ホルモン

いろいろな絆ということがありますが、親子の絆のように、赤ちゃんがある一定の期間ママでなければ絶対ダメ!!!と泣いて欲するようなそんな絆をつくるのがオキシトシンです。

 

時に巣を守る 親鳥のように攻撃的に子どもを守ろうとして、キーーーっとなってしまうことがあるのも、実はオキシトシンの影響で起こることもあります。

触れ愛 話愛 みつめ愛

触れることがなによりもその温もりを感じることができる。小さければ小さいほど、スキンシップを大切に。逆に思春期だってスキンシップは必要です。べたべたしなくても「いってらっしゃい」と肩をぽん。と手をのせてみるだけでもいいので、触れてみましょう。

現代はスキンハンガー(スキンシップに飢えている人)が多い世の中とも思います。だからこそ、意識的な触れ愛を。

 

そして、話愛もふれ愛もぜひ「みつめ愛」アイコンタクトを愛=eye

 

目は心の窓。心を開いてコミュニケーションをしていきましょう

 

そして、話愛意見交換というよりも「気持ちの共有」を私は感情を表現することをお勧めしています。ついつい「このイライラの空気をよめや!」みたいな態度でパートナーや子どもに接したりしていませんか?

空気を読ませることよりも、「楽しい」「今日はつらい、イライラしている」と言ってしまったほうが関わる側もその気持ちを理解してくれるはずです。月経のときなどはホルモンの影響でイライラしたり、うつっぽくなったりしますよね。そのことも話をして、分かち合ってください。

 

今日もお読みいただきありがとうございます。

笑顔の花が沢山咲いて
幸せの実が実りますように

やまがたてるえ

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やまがた てるえ

やまがた てるえ 【バースセラピスト NPO法人JASH 理事】

記事テーマ

産後の心と体を癒す バースセラピストのメッセージ

産前 産後 心と体が不安定になる時期にそっと心に寄り添うメッセージをお送りします。育児で一番 大切なこと。それはお母さんの心と体の状態が心地よいことです。特に初めての、妊娠出産育児のなかで、戸惑い、ときに孤独すら覚えることがあるでしょう。子育ては未来を育てること。そのお母さんの笑顔の花が咲くメッセージを届けます。

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