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日本でもはじまったネウボラ/2015年3月

ネウボラってご存知ですか?
三寒四温の日々ですが、いかがお過ごしですか?産後サポート、産後ケアの大切さが少しずつ報道されてきて施設も増えてきていますよね。その中でも最近とくに注目をうけているのが「ネウボラ」です。ご存じでしょうか?
 
 
【ネウボラとは】
フィンランドの言葉で「アドバイス」の場という意味で、かかりつけ保健師(私は助産師も入っていいと思っています)が、産前・産後・子育ての切れ目ない支援をするための場所です。
 
出産ネウボラは1920 年代に民間の周産期リスク予防活動がはじまって、1944 年に制度化されたそうです。運営は市町村がおこなっていて、無料で利用できるそうです。
 
ネウボラの定着はほぼ100 %に近いそうです。できるだけ同じネウボラが、産前からかかわって信頼関係をつくり、個別の子ども家族への
対応をしていくそうです。
日本にも昔はあった・・・

出産がまだ自宅だったころ、助産師が「よろず相談」を受ける窓口だったそうです。地域で生まれて、地域で育ち、地域で亡くなる。その人生に関わる助産師は、ある意味、昔のネウボラ的な相談相手であり、専門職だったのだと思います。

 

切り離さないかかわり。って本当に大切と思っています。

日本でもはじまっているネウボラ

東京都和光市がいち早くネウボラシステムを導入して産前産後の切れ目ない支援のスタートをはじめています。とても心強いですね。


これから各地でサポートがはじまりますね。どんどん活用して地域で育てることや、また人の手を借りること、サポートを受けることを安心して受け付けてほしいと思っています。

 

お母さんだから、がんばらなくっちゃ!って。頑張りすぎずにね、肩の力をぬいてみんなで、子育てをしていきましょうね。

 

人に頼ることで、人とのつながりができて、ますます豊かな人生の中の子育て期になると思います。

産後の心と体

先日NHKニュースでも産後の心のことを報道されていました。不安定になること、それはホルモンバランスの大きな変化だけでなく、睡眠不足や身体がまだ十分回復しないなど多様な理由があるのです。

 

ぜひ、そのことを周囲の人も十分理解して、お産は病気じゃないんだから!と思うのではなく(病気ではないです)、デリケートで大切にゆっくり休むことが必要な時期だということを知ってほしいと思います。(休みますが、リハビリも必要です)

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

 

笑顔の花がたくさん咲いて
幸せの実が実りますように

 

やまがたてるえ

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Mama's profile/プロフィール

やまがた てるえ

やまがた てるえ 【バースセラピスト NPO法人JASH 理事】

記事テーマ

産後の心と体を癒す バースセラピストのメッセージ

産前 産後 心と体が不安定になる時期にそっと心に寄り添うメッセージをお送りします。育児で一番 大切なこと。それはお母さんの心と体の状態が心地よいことです。特に初めての、妊娠出産育児のなかで、戸惑い、ときに孤独すら覚えることがあるでしょう。子育ては未来を育てること。そのお母さんの笑顔の花が咲くメッセージを届けます。

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