春はお別れの季節です。という、おにゃんこクラブの歌が懐かしいと思う年代のやまがたです。
今日は「お別れ」といえば、「卒乳」ということで、卒乳についてメッセージを書かせていただきます。卒乳・・・さびしいようで、嬉しいようで・・・どんな気持ちで迎えるか。その部分を今日はお伝えしていきます。
育児相談でもっとも多い相談といってもいいくらい、
「卒乳」と「断乳」が話題になります。とくに、春ですね、
保育園に入る前にやめたい。と思うママがたくさんいらっしゃいます。
「断乳」は「断つ」という言葉があるように、「やめます。」と宣言し、すぐに
やめていく感じ。そして、時期は親の思いや親の体調にあわせたものになります。けっして、断乳したから、ぐれた。発達がわるくて・・・、なんてことはないです。
ただ、注意してほしいことは、おっぱい最盛期、頻回に授乳しているときに、「断乳」を決意しなくてはいけない場合は・・・・
お手当やケア、準備もいろいろと必要なケースもありますので、アドバイスを受けられる先や、助産院さんへの相談などの道を創っておいてください。頻回の場合は、マッサージが必要になる人もいます。
そして、「卒乳」は、卒業です。子どもの方の様子。また、親の方もです。ともに「卒業しようね」とゆっくり離れていくものです。その場合、お母さまの体のほうは、多くのケースがおっぱいも落ち着いてきているので、自然に母乳分泌が減少していき、トラブルを起こすことがすくなく経過できるケースがおおくなります。
どちらも、メリットデメリットがあるかもしれませんが、そのメリットデメリットも個人差がありますので、どちらが、いいか悪いかというのではく、自分たちに合った形のものを選んでいくことをお伝えしています。
よく、早くやめたほうがいい。とか、1歳だから、やめたほうがいい。という言葉をききますが、決してそんなことはなく、世界の基準WHOでは、2歳すぎてもOKとお伝えしているくらい、実はのんびりとしたものです。
また、離乳食という言葉ではなく、「補完食」という言葉で、食事をすすめているのです。
授乳、卒乳を通して、親子は深く結ばれるな。といつも感じます。最高のスキンシップであり、コミュニケーションです。
その部分を手放していくことは、いろんなことに向き合うことにもつながります。
卒乳を通して、自分とも向き合うし、子どもとも向き合います。
卒乳は一方的にするのではなく(断乳もそうですが)親子で、取り組む大きなライフターニングポイントだと思います。そう思って、丁寧にかかわっていく気持ちが
大切だと思います。
ここで、ポイント。「丁寧にかかわろうと思う気持ち」が大事。絶対に丁寧にしなくては!!!ではありませんので、気を付けてください。頑張りすぎるママが多いので、もっと気楽に新しいミッションと思って楽しみながらも、丁寧に。
卒乳した時の、お子さんの様子。
卒乳し、授乳をやめた自分をイメージしてみてください。どんな様子で、どんな気持ちですか???
ワクワクしながら、子育ての変化を味わってみてくださいね。
★とくに卒乳や育児全般ですが、なんでもお子さんに「語りかけ」てくださいね。
卒乳したいこと、いつごろがいい、とか、どうしたい。ということをポジティブに明るく声かけすると、いろいろなことがかわってきますよ★
今日もお読みいただきありがとうございました。
笑顔の花がたくさん咲いて
幸せの実が実りますように
やまがたてるえ
やまがた てるえ 【バースセラピスト NPO法人JASH 理事】
記事テーマ
産前 産後 心と体が不安定になる時期にそっと心に寄り添うメッセージをお送りします。育児で一番 大切なこと。それはお母さんの心と体の状態が心地よいことです。特に初めての、妊娠出産育児のなかで、戸惑い、ときに孤独すら覚えることがあるでしょう。子育ては未来を育てること。そのお母さんの笑顔の花が咲くメッセージを届けます。