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寒い季節の乳腺炎/2014年12月

寒い季節の出来事・・・・

あと数日で2014年も終わりに近づいてきました。みなさんは、どんな2014年をすごしましたか?私は大きな夢が2つ以上叶う 忘れられない年となりました。これもみなさまの応援のおかげです。ありがとうございます。


さて、寒くなってきましたね、二十四節気では「大雪」を迎え本格的な冬。この季節。乳児を育てるお母さんに起きる出来事のなかで「乳腺炎」が体に起きるトラブルで一番多くなることかもしれません。

乳腺炎ってそもそも どんな状態

乳腺炎とは

授乳期に乳腺の一部の流れがとまり、または白斑などができ、通常は流れていく乳汁が停滞することで引き起こされる乳汁の停滞のしこり、痛み、発熱です。ケースによって、感染をともなって、高熱をだしてしまうことがあります。場合によっては産婦人科、または乳腺外科を受診して
内服をしなくてはいけないケースもあります。発熱まではいかなくても、停滞し、しこりがあること、痛みがなかなか取れない状態や、乳首に白斑が出来てしまう状態もそうです。


なった人にしかわからない、ものすごい「ゾクゾクゾク・・・・」という激しい悪寒を感じたり、猛烈な痛みを感じるケースもあります。かかりつけの助産師や助産師の乳房ケアの受けられる人はぜひご相談くださいね。

乳腺炎に寒い時期になるのは

寒い時期に乳腺炎になる理由もさまざまですが、私は寒い状態でお母さん自身の体の「冷え」が巡りを滞らせることが一番の原因なのでは…、と感じています。また赤ちゃん自身の変化や吸い方の変化もこの原因の一つです。


さまざまな意見もあります。ママの食事が偏るとつまる。などなど…。たしかにいろいろなケースがありますが、どれも「お母さんの体」をいたわるようにすることで回復します。また食事も母乳を左右する。という方、左右されないという方賛否両論です。


私はそのお母さんがどんな思いで授乳をしているか、どんなことを信じているか、感じているかを大切にしたいと思ってアドバイスをさせていただいております。なので、色々なアドバイスがあるのですが、根本は「お母さんの心と体の温かい巡りを整える」そこをお伝えしています。

ぽかぽかの自分 温かい巡りのために

具体的に自分を温める方法。

 

①水分摂取はあたたかいもので。とくに「白湯」がおすすめです。または常温のものにしてみてください。また、外食などで氷ぬきにしてもらうことなどもおすすめです。

 

②体を適度に動かす。下半身の筋肉を動かすのにスクワットはおすすめ、また肩甲骨周りをぐるぐると回すストレッチなどもおすすめです。骨盤周りをよく動かす。

 

③体を温めてあげる。使い捨てカイロもいいですが、ご自宅にいる時に湯たんぽや、天然のカイロのぬか袋などもおすすめです。

 

④体の温まるもの、めぐるものを食事のなかに取り入れる。

 

⑤笑う(笑うと心も体もあったまりますよ)。

 

⑥スキンシップを増やす(おしくらまんじゅう効果(笑)ひと肌はあったまります)。

 

⑦温かい気持ちと言葉(人に親切にしたり、温かい言葉をつかうこと)。

 

ぜひ、実践してみてください。

「産後つらくなったら読む本」~ママの心と体が楽になる安心産後ケア~に細かく詳細を載せています。

自分を愛する「自愛」

乳腺炎や、体調トラブル。それも実は体からのメッセージです。

 

そこには「自分を愛してね」という自分の体からの声が聞こえてくると思います。きっとなにか気づくための出来事だったりします。しっかりと休息し、周りに助けてもらうこともとても大切です。

 

自分を見つめて、自分を愛して

ますます幸せになってくださいね。

 

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アエラベビー11月号(11月15日発売)

産後の性についてインタビュー記事掲載

http://publications.asahi.com/ecs/62.shtml


朝日新聞 産後ママのことについて記事掲載されました。

http://www.asahi.com/articles/DA3S11461059.html

Mama's profile/プロフィール

やまがた てるえ

やまがた てるえ 【バースセラピスト NPO法人JASH 理事】

記事テーマ

産後の心と体を癒す バースセラピストのメッセージ

産前 産後 心と体が不安定になる時期にそっと心に寄り添うメッセージをお送りします。育児で一番 大切なこと。それはお母さんの心と体の状態が心地よいことです。特に初めての、妊娠出産育児のなかで、戸惑い、ときに孤独すら覚えることがあるでしょう。子育ては未来を育てること。そのお母さんの笑顔の花が咲くメッセージを届けます。

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