めっきり秋らしくなってきて、日が落ちるのも早まってきましたね。季節の変わり目には体調も不調になりがち、どうぞ体調に気を付けてくださいね。
今日はちょっと秋も深まる濃いお話をさせていただきます。産後の退院指導。みなさん受けましたよね?産後の「夫婦生活は産後1ヵ月検診の後から可能です。」と。そして、避妊をするようにいわれます。ただ、なかなか産後1ヵ月で夫婦が今まで通りなかよくなれるか・・・と、いったら、とてもとても難しいケースもあるのではないでしょうか?
産後は特に、夫婦ラブラブだったのが、「こども」の存在を通して、「お父さん・パパ」「お母さん・ママ」になっていきます。特に初めての子育ては二人ともバタバタしますし、とくにママのほうは体の変化、心の変化が著しい。そして新生児ちゃんのお世話は24時間続きます。そんななかでも、ママは体を使って変化をし、パパ、は・・・
なかなか、「おれが父親!!!!」と妊娠出産からすぐに思いが萌え出る方は少ないように思います。抱っこして、顔を観て笑ってくれて、とくに「ぱぱ」と言われた時に、「あ!」ってなる人もいますし、何年もかかるかもしれませんし。
そこも大きく変化ですが、お父さんとなったときに、男性は家族のために仕事をがんばることこそ、父親の役割!と燃えるのです(しかし、それもね、こっそりというか、とにかく心配とかかけないようにとね、優しいんですよね)
家族になるときに「肉体」を通して母になるのと、「社会性」を優位にして父になるのとでは感覚に違いもあり、そして夫はいつまでも「妻」であることをのぞんでいるんですよね♡そこの「差」がいろんな弊害を起こしているのだと思います。
以前の記事でもかかせていただきましたが、2歳までの離婚が多い。この事のつながりがここにあるように思います。
仕事で、沢山のお母さまとお話しさせていただくなかで、ご主人との関係にとても悩まれる方が多くいらっしゃいます。そこで、小さな、小さなことなのですが、ほんのちょっとの意識の変化で関係が変わってきます。ついつい、女性のなかでも「なんとかしてやりたい!」「コントロールしたいかも」というような、相手を変えたい。という思いがでてきます。そこよりも、自分を変えるほうが、とてもシンプルでかつ、簡単にできて、「効果的」です。そのなかでも、意識したコミュニケーションをしてみませんか?
・まずは「挨拶」
おはよう、行ってらっしゃい、いただきます、ごちそうさま…。意識して笑顔でおこなう
・目を合わせる
なにか話をするとき、挨拶でもいいです、意識してパートナーの目を見てみませんか?
・スキンシップ
軽いものから、肩もみなどのスキンシップを意識してみましょう。
いろいろな問題もなんだか、ちょっとずつ変化してきますよ。
二人目が欲しいけど、なかなか…そこにはきっと産後の「性」の部分がネックになっているのかも。と思います。「性」は「心」と「生きる」という言葉からなっています。
まずは、心から仲良くなることをすこしずつでもはじめていくことに、意識を向けてこれからのパートナーシップを育んでみてください。
想いは宝物。
今日もお読みいただきありがとうございました。
笑顔の花がたくさん咲いて
幸せの実が実りますように
やまがた てるえ 【バースセラピスト NPO法人JASH 理事】
記事テーマ
産前 産後 心と体が不安定になる時期にそっと心に寄り添うメッセージをお送りします。育児で一番 大切なこと。それはお母さんの心と体の状態が心地よいことです。特に初めての、妊娠出産育児のなかで、戸惑い、ときに孤独すら覚えることがあるでしょう。子育ては未来を育てること。そのお母さんの笑顔の花が咲くメッセージを届けます。