いつも子育てを頑張っているみなさまに今日もすこしでも 心がほぐれるメッセージをお伝えいたします。
今日お伝えするのは「赤ちゃんとの本当のコミュニケーション」。赤ちゃんは、生まれてすぐからたくさんのコミュニケーションの発信をしています。仕草や表情だけでなく、体温や体を動かす様子。それもすべて、コミュニケーションの一つであるということ。とくに、「泣くこと」について、それは大きなコミュニケーションの一つだということをたくさん感じ取ってほしいと思っています。
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泣いていると、ついつい「ごめんね、ごめんね」と、泣かせてはいけない!とあわててしまうこと、ありますよね。赤ちゃんはまだ十分に言語発達が出来ていないので、「泣く」ということが全身からの「ねぇ」というコミュニケーションだと感じてみてください。
たとえば、授乳もした、オムツも換えて、気温や体温もそれほど不快な感じではなく、眠いわけでもない…、そんな時に泣いていることなんかもありますよね。ただ、「抱っこしてほしいよ」ということもたくさんあると思います。
赤ちゃんは十月十日温かい、そして無重力で完全に守られ、包まれている子宮の中で過ごしてきました。出産をへて、体温よりも10度も低い気温にさらされ、風がほほにあたり、大きな音。そして、まぶしい光、重力のある世界。守られていた子宮の壁もなく、まっすぐ寝かせられていたら・・・・・・・・・。
もし、あなたが、薄暗く、十分リラックスできる空間でゆっくーりお風呂にはいっていて、急に「すぐでて!」と出されて、そしてちょっと想像してみてくだしさい。そして、周りにだれもいなかったとき…「おーい!」と誰かに声をかけたくなります。赤ちゃんの声を感じるような気持ちで、泣くのを見つめてみましょう。
赤ちゃんが泣くことを、丁寧に観察し続けていると、次第と、どんな泣き方のときになにを訴えているか、どんな時に泣くのか、また仕草などでもいろんなものを感じることが出来ます。お母さんには、必ず受け止める力があります。
「えー!そんな!」と思うかもしれませんが、まず、自分自身を信じてみてください。こうして、抱っこしている赤ちゃんは十月十日を一緒にすごした人であり、お母さんを選んで生まれてきているということを。そして、無事出産をして、こうして抱っこしている自分の素晴らしさを肯定して、ぜひ、自分自身を信じてみてください。きっと観えてくる、感じるものが見つかります。
そして、お子さんにも素晴らしい力があることを信じてみましょう。新生児時期から、赤ちゃんはじっと見つめていると、いろいろな表情をします。そのときに自分自身の表情を変えると模倣することがあったり、いろんなことを感じてタイミングよく泣いてみたり、笑ってみたり…。
赤ちゃんは本能的な感覚で、お母さんの発信するコミュニケーションを感じています。言葉はわからなくても、伝わるものがあるのです。実は人間は言語コミュニケーションよりも、非言語(声色 仕草 表情など)コミュニケーションのほうがコミュニケーションの大半をつかさどっています。
たとえば、電車ですこし遠出をするときなどに、「これから電車に乗って○○から◆◆までお出かけするので、静かにしていてもらえると助かるな、お願いね、電車って、こんな乗り物で…」などなど、いろいろ話しかけてみてから乗ってみると、乗っている間、静かにしてくれるようなことも起きてきます。(ケースバイケースです。必ずではないですが、事前に語りかけることが、赤ちゃんの気持ちに届き、様子が変化することがあります。お試しください^^)これも、まさか~。と思われるかもしれませんが、実際に体験をしていることがあります。
コミュニケーションが出来るという前提をもちながら、お子さんにかかわることと、「言ってもわかんないしー」という、前提のコミュニケーション。どちらも声をかけたとしても、【伝えあえる】という前提をもってかかわることができると、自分自身に赤ちゃんの気持ちを感じるような自信がわいてきます。
ぜひ、意識をちょっと変化させて、本当のコミュニケーションをとってみよう♡と思って泣いているときは「どうしたの?」としっかりと目を見つめる【アイコンタクト】と抱っこしての【スキンシップ】を通して、たくさんの愛のコミュニケーションのキャッチボールをしてみてください。
お読みいただきありがとうございました。
笑顔の花がたくさん咲いて
幸せの実が実りますように
やまがたてるえ
4月25日 笑顔で働きたいママのためのフェスタ
千葉 南船橋 ビビット南船橋
10:00~16:00
実行委員にて参加
トイレトレーニングお話会体験あります
http://powerwomen.jp/festa/2014/2014_chiba/
やまがた てるえ 【バースセラピスト NPO法人JASH 理事】
記事テーマ
産前 産後 心と体が不安定になる時期にそっと心に寄り添うメッセージをお送りします。育児で一番 大切なこと。それはお母さんの心と体の状態が心地よいことです。特に初めての、妊娠出産育児のなかで、戸惑い、ときに孤独すら覚えることがあるでしょう。子育ては未来を育てること。そのお母さんの笑顔の花が咲くメッセージを届けます。