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入園シーズンの「赤ちゃん返り」、その時ママはどうする?/2015年3月

赤ちゃん返りは、下の子が生まれた時だけではないんです

もう卒園・卒業&入園・入学のシーズンですね。色々準備に追われているママたちも多いのではないでしょうか?

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そして、2~4歳ぐらいのお子さんにこの時期多いもの...それは、「赤ちゃん返り」。
「ママ、だっこ~!」と言う回数がとても増えたり、トイレトレーニングがうまくいっていたのにまたおもらしを繰り返したり...。
下のお子さんが生まれた時に多い赤ちゃん返りですが、お子さんがひとりの場合も、こんな風になることが多々あります。
それはいったいどうしてでしょうか?
入園シーズンに、どうして赤ちゃん返りが多いの?

保育園や幼稚園の入園は、親だけでなく、お子さんにとってもドキドキです。

家庭以外で、初めての集団生活。ママやパパと離れて、長い時間を過ごすことになるんですから...。すぐになじむお子さんもいれば、なかなかそうはいかないお子さんも。小さなカラダで、プレッシャーと闘いながら、一生懸命頑張っています。
ママが迎えに来て、お家に帰ってきたら、あっという間に気持ちも解放されます。赤ちゃんみたいになって、ママにいっぱい甘えたい...それは自然の流れなんですね。
心のコップを満たす、抱っこやハグ・言葉かけ

「ママ、だっこ~!」とお子さんがママを求めてきた時、みなさんはどんな風に対応していますか?

「もう、○○ちゃんは、お兄ちゃん(お姉ちゃん)だよね~?」
「もう大きくなったから、抱っこは卒業だよね~?」と、お子さんに言っていませんか?
 
確かに、赤ちゃんの時期を過ぎているかもしれません。もう身体も言葉も発達し、運動や会話を楽しめるようになってきているでしょう。
でも...よくよく考えてみると、まだママやパパが恋しい、ちいさな子どもなんですよね。ちょっと目を閉じて、子どもの頃のことを思い出してみましょう。親が恋しくて、甘えたり泣いたりしたことはありませんか?いっぱい手をつないだり、ギューッとしてほしかったこと、いっぱいあったのではないでしょうか。
 
長時間の抱っこはむずかしいかもしれません。でも、ほんのわずかな時間だけでもいい。お子さんのお話を聞きながら、やさしく抱っこしてあげませんか?あったかく、ギューッとハグしてあげませんか?
「がんばったね」
「大好きだよ」という言葉と共に...。それだけで、お子さんの心のコップは徐々に満たされていくんです。
 
コップが満たされていくと、自分の足でしっかりと歩み、新しい環境へも次第に慣れていく勇気で満たされていきます。
そして、いつの間にか赤ちゃん返りも終わった、一段と成長したお子さんをみられるのではないでしょうか。
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Information/お知らせ

お子さんとの抱っこを、いっぱい春から楽しんでみませんか?

産後エクササイズ「ベビーダンス」は、お子さんとの絆を育みます。

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全国各地に教室がありますので、ママの友達をいっぱい作りながら楽しんでみませんか?

Mama's profile/プロフィール

東山 弥生

東山 弥生 【ベビーダンス・抱っこ姿勢「やさしいはな」主宰】

記事テーマ

「つらい」を「楽しい」に! 楽々抱っこやハグで愛を深めよう

赤ちゃんを育てるうえで欠かせない「抱っこ」「タッチ」などのふれあい。 でも、時として、ママのカラダや心に負担をかけることも…。 大人になってもスキンシップは必要。 その入り口であるこの時期を、親子でもっと長く楽しめるには、どうしたらよいか。 ベビーダンスや抱っこ姿勢の講師として、そして2児の母の目線から、お伝えします。

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