私は、産後エクササイズ「ベビーダンス」の講師です。赤ちゃんを抱っこしてステップを踏むので、抱っこひもが必要です。受講生のみなさんに、時々質問することがあります。「その抱っこひもは、どうして選ばれたんですか?」そうすると、一番多いのは、こんな答えです。「みんな使っているから」。
あ、これは決して間違いではありませんよ~!たくさんの人が使っているということは、それだけ支持される理由があるからです。でも、人それぞれ顔が違うように、体形も違います。ひとつの型で作られた抱っこひもが、万人に合うとは限りません。なので、人気のある抱っこひもでも、「なんだか肩ひもがずりおちるなぁ...」「肩や腰が痛い」といったことは起こりうるのです。ベビーダンスや抱っこ講座で調整をさせて頂いても、残念ながら難しい場合もあるのが事実です。
この数年間で、抱っこひもの種類は本当に増えました。特に通販のものは、サイトがたくさんあり、どれがいいか迷ってしまうぐらいです。カワイイ柄や、個性あるデザインのものも沢山。おんぶにも対応できるものも多いですね。
まずは、柄やデザインでピンとくるものをいくつか候補を上げていきます。そしてそこから、次の項目をチェックしてみてくださいね。選ばれる際のご参考になれば幸いです。
●赤ちゃんの位置は、調整が可能か?
(簡易式のものであれば、調整がきかないものありますが、セカンド抱っこひもとして使うのはありだと思います)
●試着が可能か?
赤ちゃん用品店などでは試着が可能なところも多いので、一度実際ご覧になることをおすすめします。通販でも、試着が難しい場合は多いですが、お試しで送ってくれるところも。ショップがある所なら、可能なら足を運んでもいいですね。
●アフターフォローがきちんとしているか?
特に通販では、「返品・交換が可能かどうか」「サポートがきちんとしているか」など、購入後のサポートをチェックするともしどうしても合わなかったときや、装着方法を確認したい時等、困りません。
抱っこひもは、今や産後ママの必須アイテムともいえます。だからこそ、みなさん自身のカラダに本当に合うものを選んでもらいたいな、と思うのです。
次回は、抱っこひもを私がどんな風に楽しんでいたか、等ご紹介しますね。
抱っこの時間を
産後を楽しくする「ベビーダンス」
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正しい抱っこ姿勢を身に着け、ご自身のためにも、他のママのためにも役立ててみませんか?
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東山 弥生 【ベビーダンス・抱っこ姿勢「やさしいはな」主宰】
記事テーマ
赤ちゃんを育てるうえで欠かせない「抱っこ」「タッチ」などのふれあい。 でも、時として、ママのカラダや心に負担をかけることも…。 大人になってもスキンシップは必要。 その入り口であるこの時期を、親子でもっと長く楽しめるには、どうしたらよいか。 ベビーダンスや抱っこ姿勢の講師として、そして2児の母の目線から、お伝えします。