前回記事で、災害時、抱っこで避難する時の注意点についてお伝えしました。
ベビーカーでお出かけの時も、カバンの中に簡易の抱っこひもやスリングを入れておかれることをおすすめしましたが...もちろん、何も用意せずに外出してしまった!ということも想定できます。
そんな時も、「ない!どうしよう!」とあわてず、落ち着きましょう。
避難所までの距離が長い時。そして避難生活が長引きそうな時。この方法がお役にたてればと思います。
ジャケットやコートを着られている時。それを抱っこひもに変えてみましょう。
①ジャケットやコートの上から腰に、ベルトをしっかりと装着します。
ファスナーがある場合、途中までしめておきます。
ベルトがない場合、コートの布ベルトや長めのスカーフでも代用できますが
強度が弱いので、もしどなたかから借りられるのであれば、ベルトがいいでしょう。
②お子さんを入れます。
この時、足はM字に開いて、ママと赤ちゃんのお腹がくっつくようにします。
新生児のお子さんの場合は、無理にM字に開かなくても大丈夫です。
③ファスナーやボタンを上までしめます。
お子さんの首あたりまで、しっかりと。
④出来上がりです。
あくまでも簡易的なものなので、お子さんのお尻と首元を、しっかりと支えます。
今回ご紹介した方法は、あくまでも一例です。
さらしを巻きつける方法等もありますが、いちばんとっさに簡単にできる方法をお伝えしました。通常の抱っこひもよりも、強度は劣ります。必ず両手で支えることも前提です。
でも、ママやパパの身体にかかる負担を軽減し、けんしょう炎も予防してくれます。いざという時、この方法を思い出して頂けたら幸いです。
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東山 弥生 【ベビーダンス・抱っこ姿勢「やさしいはな」主宰】
記事テーマ
赤ちゃんを育てるうえで欠かせない「抱っこ」「タッチ」などのふれあい。 でも、時として、ママのカラダや心に負担をかけることも…。 大人になってもスキンシップは必要。 その入り口であるこの時期を、親子でもっと長く楽しめるには、どうしたらよいか。 ベビーダンスや抱っこ姿勢の講師として、そして2児の母の目線から、お伝えします。