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ママの身体を冷えから守ろう!②/2014年12月

ゆるんだままの骨盤底筋(こつばんていきん)が、ひきおこすもの

本格的に寒くなってきましたね。

インフルエンザやRSウィルスも感染拡大しているので、お子さんだけではなく、パパママの感染予防も徹底したいこの時期。

冷えに強い身体づくりもしていきましょう。

 

前回記事で、骨盤のゆがみが冷えを引き起こすことをお伝えしました。

今回は、そこからさらに深いところ、「骨盤底筋」です。

 

骨盤底筋は、骨盤の底にあり、子宮や膀胱・直腸を支える、お椀の様な役割をしている筋肉です。

尿道や膣・肛門をキュッとしめる筋肉なのですが、妊娠・出産・加齢で弱まっていきます。

弱ったままにしておくと、筋肉が衰え

・下腹部がポコッとでる

・姿勢のくずれ

を引き起こすだけでなく、尿漏れ、そして進行すると子宮脱等の症状が出てくることもあります。

そして最近の研究では、下半身の冷えと骨盤底筋が関係していることもわかってきました。

 

骨盤底筋は、インナーマッスルです。

位置的に、毎日のちょっとしたエクササイズを繰り返すことで、徐々に鍛えられていきます。

鍛えることで、筋肉を温め、血流をよくし、下半身の冷えを改善していけますので、早速今日から始めてみましょう。

①あぐらを組んで、床に座ります。

 (この時、お尻をキュッと持ち上げます)

②座骨2点を床に付け、骨盤を立てます。

 手は軽く、身体の横に置き、指先を床に付けます。

③恥骨と尾骨(膣や尿道の前後2点)、そして②の座骨の間(左右2点)、計4点を縮めるように、息を吸いながら骨盤底筋を上に上げる。

④5秒キープして、力を抜く。

 

③の4点の間には、膣があります。

そこから、地面にある栄養をギューッと吸い上げるようなイメージです。

このエクササイズは、慣れてくれば、普通に椅子に座っている状態でもできるようになってきます。

一日に何度でも行ってみましょう。

習慣になると、身体に変化が訪れます。

出産は、身体をリセットするチャンスです!

「体型が崩れる」「体重が増える」というイメージもつきまとう、出産。

でも、果たしてそうでしょうか?

セルフケアをいかにしていくかで、産前よりも良いプロポーションンになる事ができます。

私自身、2人目の出産を経た今が、過去10年の中で一番ベストな状態です。

抱っこ姿勢の事を学び、産後実践してきたからです。

出産は、身体をリセットし、女子力アップしていくチャンスでもあります。

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骨盤底筋を鍛える事で、冷えの解消だけでなく、いいことがたくさん起こります。

 

・腹圧が上がることにより、下腹部のポッコリが解消。

・背筋が伸び、正しい姿勢に。腰痛も改善。

・便秘の解消

・女性ホルモンの分泌・バランスが整い、生理不順やPMSが改善。

 

産後ママの場合、正しい姿勢で抱っこすることで、よりインナーマッスルも鍛えられるので、体型が元に戻りやすくなってきます。

女性の身体は冷えやすいのですが、この冬は骨盤からあたためて、内側から美ママを目指していきませんか?

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Mama's profile/プロフィール

東山 弥生

東山 弥生 【ベビーダンス・抱っこ姿勢「やさしいはな」主宰】

記事テーマ

「つらい」を「楽しい」に! 楽々抱っこやハグで愛を深めよう

赤ちゃんを育てるうえで欠かせない「抱っこ」「タッチ」などのふれあい。 でも、時として、ママのカラダや心に負担をかけることも…。 大人になってもスキンシップは必要。 その入り口であるこの時期を、親子でもっと長く楽しめるには、どうしたらよいか。 ベビーダンスや抱っこ姿勢の講師として、そして2児の母の目線から、お伝えします。

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