もうクリスマス準備のシーズンですね。風も冷たくなってきましたね。今回から2回に渡り、冷えの改善につながるお話をお伝えしますね。
「身体が最近冷えて、なんだか調子が悪いな」最近、産後のママからそんな声がたくさん聞かれます。抱っこによる肩こりや腰痛がひどくなるのも、この時期。
実は、産後は「骨盤のゆがみ」により血行・リンパの流れが悪くなり、冷え性になりやすいのです。無理な抱っこの体勢が、ゆがみを作る場合も多々あります。
日常生活の中で、冷えを予防していくことが出来ます。ちょっとの時間や、ちょっとの意識で出来る事ばかりですので、ぜひお試しいただければと思います。
①姿勢を意識
立っている時は、耳・肩・腰・足首がまっすぐになるように。
これはベビーダンスの基本姿勢なのですが、骨盤が立ち、腹筋も徐々に鍛えられます。
授乳時も、ママの胸を赤ちゃんの口に近づけるのではなく
「赤ちゃんの口をママに近づける」ようにします。
赤ちゃんの下に授乳クッションや座布団を敷いて、座った状態でもママが猫背にならないように調整しましょう。
お子さんを、片方の腰に載せるように身体の脇で抱っこするママも多いですが、骨盤のゆがみを引き起こします。
できるだけカラダの軸に沿った前抱っこをおすすめします。
②「3つの首」をあたためる。
特に外出時、手首・足首・首回りが冷えないようにします。
レッグウォーマーやマフラーを活用しましょう。
靴下は、五本指ソックスがおすすめです。
お子さん、特に赤ちゃんは、室内では裸足で大丈夫です。
③ストレッチで血行を促進
ベビーダンスの前にも実践しているストレッチは、ママの身体にやさしいものばかりです。
右手を前に出して、指先を右の肩につけます。
後ろから大きく三回、無理のない稼働域で回します。
前からも同じように3回。
左手も同様に。
右手を前に出して、左腕でぐーっと引き寄せます。
腕の付け根や肩甲骨を心地よく伸ばせます。
左手も同様に、右腕で引き寄せます。
足の裏と裏を合わせ、足の甲を両手で持ちます。
息を吸い、吐きながらゆっくり腰から前に倒します。
無理なくできるところまでで大丈夫です。
股関節をストレッチでき、リンパの流れを良くします。
次回は、骨盤、そして骨盤底筋についてお伝えしますね。
【寒い冬こそ、ベビーダンス!】
赤ちゃんと一緒に出来る産後エクササイズ「ベビーダンス」は、有酸素運動で体の中からポカポカに♪
ママの身体を内側から鍛え、冷えに強いカラダを作ってくれます。
インストラクターも、現役ママが多いです。
ダンスや育児の話を、みんなで楽しんでみませんか?
東山 弥生 【ベビーダンス・抱っこ姿勢「やさしいはな」主宰】
記事テーマ
赤ちゃんを育てるうえで欠かせない「抱っこ」「タッチ」などのふれあい。 でも、時として、ママのカラダや心に負担をかけることも…。 大人になってもスキンシップは必要。 その入り口であるこの時期を、親子でもっと長く楽しめるには、どうしたらよいか。 ベビーダンスや抱っこ姿勢の講師として、そして2児の母の目線から、お伝えします。