夏休みも終わり、残暑厳しいながらも秋の気配を感じる9月。
これからの季節は、親子で楽しめるイベントシーズンに突入です!
9月は、日本ならではの行事にピッタリのラッピングアイデアをお伝え致します。
重陽の節句(9月9日)は五節句(1/7人日・3/3上巳・5/5端午・7/7七夕・9/9重陽)の最後の節句です。
もとは中国伝来の宮中行事で、割ることのできない奇数は良いことを表す陽数とされ、その中でも一番大きい数字である『9』が重なる9月9日を『重陽の節句』とし、江戸時代に人々の暮らしに広がっていったそうです。
秋の収穫を祝い、菊を愛でて不老長寿を願う節句です。
お酒に菊を浮かべて菊酒を楽しんだり、栗ご飯や秋なすを頂いたり、秋の収穫に感謝し、不老長寿を願う重陽。
今年の重陽は、大切な人へ菊酒を贈って一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
今回は、昔から伝わる万能ラッピングアイテム『ふろしき』で日本酒を包んでみましょう。
包んでも皺にならず、汚れたらザブザブ洗え繰り返し何度も使えるふろしきは、一枚お持ちになるととても便利です。
1.ふろしきの角が上下に来るように広げ日本酒の瓶を中央に寝かせて置く。
2.手前の角を折上げ瓶にかぶせる。
3.上の角を折下げて瓶がほぼかくれるくらいかぶせる。
4.左右の布を瓶に添わせながら立ち上げ、後ろで交差させる。
5.左右の布をねじりながら前に持ってきて結ぶ。
6.布の端が邪魔にならないようにねじりながら5のラインに入れ込む。
そのままでも素敵ですが、菊の花をあしらうとさらに重陽らしくて趣きがあります。
端に2輪飾っても、中央に1輪あしらっても、アレンジはお好みで。食用菊をお使いになれば、そのままお酒に浮かべたり召し上がったりして頂けますので、重陽のご挨拶にぴったりです。
今年はこんなギフトで重陽をお祝いしてみてはいかがでしょうか。
ギフトラッピング秋クラススタートいたします。ご興味ある方はこちらからどうぞ → ☆☆☆
中上 マキ 【グレースブルーム 主宰】
記事テーマ
特別な日のスペシャルな贈り物や、お友達へのちょっとしたプチギフト、手作りのお菓子のおすそ分けやお返しの品など、暮らしの中で贈り物のシーンはたくさんあります。贈るお相手を思う心をギフトに添えて、贈り物を素敵にお包みできたら幸せ気分がアップすること間違いなし!貰う方も、包む方も幸せになれるギフトラッピングの簡単・可愛いアイデアをお伝えします。