3月3日はひな祭り。桃の節句とも言われており、女の子の健やかな成長と幸せを願う行事とされています。
しかし、もともとは3月上旬の巳の日に、ワラや紙で作った人形で体を撫でて穢れを移したのち川に流し、桃の花のお酒を飲んで健康や幸せを願う行事でした。
今回は女の子も男の子も楽しめる、ひな祭りにちなんだラッピングアイデアをお伝えいたします。
お友だちとのパーティや、初節句のお祝いなど、ギフトやディスプレイにお役に立てれば嬉しいです。
♪お内裏様とお雛様二人並んで澄まし顔♪
桃の節句におなじみの雛あられをひな人形に見立てて包んでみましょう♪
華やかなアレンジですので、パーティの時のお土産やディスプレイにもお勧めです。
1. あられをあらかじめ小さな袋に小分けにしテープなどで留めておく。小さなボックス、和紙(ここでは揉み和紙を使用)、友禅和紙(飾り用・画用紙や折り紙、リボンでも)、口を留めるリボン(ここでは組紐を使用)。
2.合わせ包みをする。(合わせ包みについては12月1回目の記事をご参照ください)ボックスの裏側で合わせ、地(底)の部分を貼り合わせる。
3.天(蓋)の部分は手前と奥の紙を2枚一緒に、左右に三角形が貼り出すように合わせる。
4.リボンを紙に当て、挟みながら2回巻く。
5.飾り用の和紙を一周巻き付け天(蓋)の部分でテープなどで貼り合わせる。
6.4で挟んだリボンを箱の上で結び合わせて完成。
紙の色を替えたり、飾り和紙やリボンを替えれば三人官女や五人囃子にもアレンジできます^^
こちらは箱ではなく、円筒形やボトルのような細長い包みに向いています。
中身を見せるラッピングですので、包むものも可愛くおめかしするのがポイントです♪
1. 包みたいもの(ここではあられをセロファンとカーリングリボンであらかじめラッピングしています)、クリアボックス(ここでは円筒形を使用)、不織布、リボン。
2.不織布は縦:ボックスの高さ+直径+高さの1/3、横:ボックスの高さ×2+直径+お好みの立ち上がり分でカット。ボックスの中が見えるように2~3㎝化粧折りし、ボックスの手前に当てる。
3.両サイドを立ち上げ、形を整えながら包む。両サイドにタックを入れると綺麗に仕上がる。
4.ボックスの上で両サイドを合わせ、形を整えて立ち上げる。テープやワイヤーで固定し、リボンやオーナメントを飾り完成。
オーナメントの作り方は4月「母の日ラッピング」での「フラワーピックの作り方をご参照ください。
両サイドを立ち上げずフラワーピックとリボンで仕上げても^^
使う紙やリボンの色をお好みでアレンジしてたくさん並べても華やかです。
小さなボックスで包めば今の季節のプチギフトとしても喜んで頂けるでしょう。
みなさん素敵なお雛祭りをお過ごしください♪
中上 マキ 【グレースブルーム 主宰】
記事テーマ
特別な日のスペシャルな贈り物や、お友達へのちょっとしたプチギフト、手作りのお菓子のおすそ分けやお返しの品など、暮らしの中で贈り物のシーンはたくさんあります。贈るお相手を思う心をギフトに添えて、贈り物を素敵にお包みできたら幸せ気分がアップすること間違いなし!貰う方も、包む方も幸せになれるギフトラッピングの簡単・可愛いアイデアをお伝えします。