11月は秋の気持ちの良い気候柄10月に続き結婚式がもっとも多い月なんだそうです。
文化の日にはお稽古ごとの発表会を控えて頑張っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そして11月15日は七五三☆ 11月はお祝いシーズンです!
6月2回目の記事で慶弔のお包みについてお伝えいたしましたが、今回はご祝儀袋の作り方をお伝え致します。
大切な方のお祝いに、心を込めてご祝儀袋を作ってみませんか?
用意するものは厚手の紙(和紙、クラフト紙や色画用紙など)、千代紙、差し色用の和紙(折り紙やお気に入りのペーパーでも)。
準備ができたらご祝儀袋を作りましょう。
1.長方形にカットした紙を用意し、お好みの色の和紙を用意する。ここでは揉み和紙(赤)と友禅和紙(市松模様)を使用。
2.紙を裏にし、左側から矢印の方向に折る。三つ折りにするイメージで。
3.左側が少し空くように右側を矢印の方向に折る。
4.赤の揉み和紙を細くカットし、右側の耳に両面テープで貼り合わせる。
5.同じ幅でラインが取れるように折っておく。
6.左の空いた部分に矢印のラインに合わせて友禅和紙を貼り合わせる。
7.貼り合わせた状態。
8.上下を後ろに折って完成。
9.後ろで折り合わせが重なる場合は順番に沿って折り、下側を上にして重ねる(不祝儀は逆で、上側を上にして重ねる)。
「のし」は昔、慶事の際の贈り物に添えられていた「あわび」が時代の流れとともに変化して今の姿になりました。
正式には四角の色紙を細長い六角形に畳んだものの中に小さく切ったのしあわびを張りますが、今回はあわびの代わりにそれに似た色紙を使います。
1.正方形の千代紙、のしあわびに見立てた細長い紙と帯用の紙を用意する。正方形の千代紙はご祝儀袋の大きさによってサイズを変える。
2.正方形の千代紙を図のように三角に折る。
3.一度広げて中心線に向かって折る。
4.この時も左→右の順に折る。
5.のしあわびに見立てた細長い紙を挟みこむ。
6.帯を掛けて完成。
のしの他にも水引や和風のチャームなどを添えると、より一層素敵に仕上がります。(水引や和風の小物は資材屋さんや文房具屋さん、雑貨店などでこれからの季節出回ります。)
11月15日の七五三に欠かせないのは千歳飴ですね。
昔は7歳まで無事に成長させるのはとても大変なことだったので、3歳、5歳、7歳の節目節目に神様に感謝して、子どもの健やかな成長を願ったのが七五三参りの由来だそうです。
千歳飴が長いのも、子どもの長寿を願って長く延ばした飴を作ったのが始まりです。
袋の中には年の数だけ飴を入れると良いそうですが、今は小分けパックや短めの飴も売られているので用途に応じてお包みになると良いと思います。
お子様の成長に感謝し、心を込めてお祝いの日をお迎えになられてはいかがでしょうか^^
GRACE BLOOMではラッピングは最高のおもてなしと考えています。
大切な方へ、心を込めて世界でたったひとつのご祝儀袋でお祝いを贈られたら、贈る方も贈られる方も幸せが広がることと思います。
色合わせや小物合わせでバリエーションは幾重にもなります。
世界でたったひとつのオリジナルのご祝儀袋で、みなさんがHAPPYになることを願っております☆
中上 マキ 【グレースブルーム 主宰】
記事テーマ
特別な日のスペシャルな贈り物や、お友達へのちょっとしたプチギフト、手作りのお菓子のおすそ分けやお返しの品など、暮らしの中で贈り物のシーンはたくさんあります。贈るお相手を思う心をギフトに添えて、贈り物を素敵にお包みできたら幸せ気分がアップすること間違いなし!貰う方も、包む方も幸せになれるギフトラッピングの簡単・可愛いアイデアをお伝えします。