前回までで、ベビーマッサージの目的と効果、赤ちゃんの肌、オイルの選び方やマッサージ前の準備についてお話ししてきました。
それでは、早速マッサージを始めていきましょう! まずは姿勢です。
マッサージするときは、正座かあぐらで行うようにしましょう。横座りなど、正しい姿勢ではないと、骨盤が開いてしまいます。背筋を伸ばして腰に負担のかからないようにしましょう。
そして、バスタオルなどを敷き、その上に赤ちゃんを仰向けかうつぶせ(首が座っている赤ちゃんのみOK)にしましょう。
手にオイルを適量とり、オイルが温まるように両手でこすり合わせると、オイルと手の温度が上がってきます。冷たい手やオイルでは赤ちゃんがびっくりしてしまうので、必ず行いましょう。温かい手で触れることで、赤ちゃんも安心し、リラックスできるようになります。
手とオイルが温まったら、赤ちゃんのおへそを挟んで両手でハート形を作るように赤ちゃんのお腹に置きます。そして、赤ちゃんの目を見つめて大きく深呼吸を3回しましょう。両手で赤ちゃんのお腹のふくらみを確認し、呼吸を感じることができます。ママも赤ちゃんもリラックスすることができますよ。また、この動作を毎回続けることで、赤ちゃんの平常時の体温や呼吸のリズムを自然に覚えることができ、少しでも異常があった時にすぐに気付くことができ、対処できるようになります。
ほそかい のりこ 【ベビーマッサージインストラクター】
記事テーマ
ベビマは、生命の尊さを実感できる、心のコミュニケーション。誕生後すぐにタッチケアを行うことで家族との絆を実感し、心体の発育を促します。初めて育児する方、経験者な方、育児が楽しい!という方も、迷ったり悩んだりすることがあると思う。誰もが通る道。だからこそ楽しまなきゃ損!ベビマを通じ、赤ちゃんとの生活が楽しくなるような情報を発信していきます。