11月も中旬、これから本格的な冬がやってきます。温暖化が進んではいるけれど、やっぱり寒い! そんなときは、温かいお部屋の中でベビーマッサージをしてみましょう。赤ちゃんの新陳代謝を高め、免疫力、抵抗力の強い体が作られます。肌への心地よい刺激は、ストレスホルモンを低下させます。また、マッサージにより筋肉がほぐれ、血行もよくなり体も温まりますよ。滑りをよくするために使用するベビーオイルや乳液などにより、保湿対策もばっちりです!
背骨は上半身の支柱であり、神経や内臓などの働きにも関わる重要なところです。背中をほぐすことで、背筋も鍛えていきます。背筋が鍛えられると、背骨の動きも滑らかになり、脳と脊髄を保護する髄液の流れもよくなります。
では、背中のマッサージをやってみましょう。手にオイルをとって温め、背中全面に塗ってなじませます。首からお尻の割れ目辺りまでなでおろします。手のひら全体を使い、必ずどちらか一方の手が背中に触っているように、両手を途切れなく交互に動かして背骨に沿ってマッサージします。背筋を鍛えるために、少し強めの力で圧を加えるのが良いでしょう。
以前もお伝えしましたが、お尻の割れ目の少し上あたりに「仙骨」があります。まずは仙骨に手のひらをあてて、じっくり温めてみましょう。片手でも両手でもどちらでも構いません。仙骨は背骨の中心にあり、身体の土台となる、とても重要なところです。仙骨を温めることで、成長ホルモンの分泌や骨盤の動き、内臓の働きによいと言われています。ただし、赤ちゃん時期は骨同士がしっかりくっついていないので、あまり強い力をかけないように気をつけましょう。
仙骨が温まったら、そのまま片手で時計回りになでましょう。お尻のお肉を持ち上げるように、しっかり行ってください。
ほそかい のりこ 【ベビーマッサージインストラクター】
記事テーマ
ベビマは、生命の尊さを実感できる、心のコミュニケーション。誕生後すぐにタッチケアを行うことで家族との絆を実感し、心体の発育を促します。初めて育児する方、経験者な方、育児が楽しい!という方も、迷ったり悩んだりすることがあると思う。誰もが通る道。だからこそ楽しまなきゃ損!ベビマを通じ、赤ちゃんとの生活が楽しくなるような情報を発信していきます。