こんにちは。野菜ソムリエの香月です。いつも読んでくださりありがとうございます。
実を付ける夏野菜の季節が過ぎ、これからは土の中でじっくりと成長する根の野菜、そして葉を食べる葉菜類が旬の時期を迎えます。
さつまいも、里芋、かぼちゃに蓮根にごぼうなど。秋野菜はホクホクして、口にするとほっこりした味わいが落ち着く感じがしてホッとした気分になりますね。
野菜を調理する時、野菜の皮を剥いたり、付け根を切り落としたり、種を取ったりし下準備をしますが、その時の野菜のくずがとても美味しい野菜のダシになるって知ってますか?
完成したべジブロスは野菜を煮込んで作っているので、それぞれの野菜が持つ複雑な味わいが1つに凝縮されています。
味付けは酒のみなので、出たダシは和洋中・・・どんな料理にもよく合います。
簡単なメニューとしてはよくスープが紹介されていますが、塩だけのシンプルな味付けだけでも野菜の美味しさを味わう事ができるので、離乳食の赤ちゃん用ダシやスープメニューにもおススメです。
子ども向けの料理教室では、このべジブロスのスープに水煮のビーンズ類と(大豆・青豆・ひよこ豆・ガルバンゾなど)、ハム。味付けは塩・こしょうで、最後にすりおろしたカブを加えたスープがとても人気メニューになっています。
日々の食生活の中で、野菜を食べなくちゃ!!と思いながらも、忙しいと簡単に食事を済ませる事も多く、野菜があまり摂取できない時もあるかと思います。
そんな時、このべジブロスを用意しておけば、野菜を少し調理にプラスしたり、料理のダシとして使うことで、野菜の栄養素をいつもよりも少し多くとることができるようになります。
いつもと違う食べ方だけど、野菜を美味しく感じられる!
それだけでも得した気分になりますよ。
私の場合、メニューの充実も嬉しい事ですが、さらにべジブロスを作るようになり野菜の生ごみ量を減らすことができるようになったことも、嬉しい発見の一つです!
香月 りさ 【アクティブ野菜ソムリエ 野菜ぎらい克服塾講師】
記事テーマ
子育てにおいての大きな悩みのひとつは、子供の食生活。離乳から成長期にかけての偏食や好き嫌いなどは、身体や心を育む上で影響を与えてしまいます。「野菜ぎらい克服塾」の現場から、それを克服するヒントをご紹介します。 キッズ野菜ソムリエの母で「野菜」「話す」のプロが、食べる喜びや野菜のおいしさなど、身体と心を元気に育むベジフルライフをお伝えします。