朝晩だけじゃなく、日中に吹く風にも季節の移ろいを感じるようになりましたね!晴れていても、肌が日焼けしてしまうような、夏のギラギラの太陽光線は・・もうありません。秋は天高くなるせいか、降り注ぐ太陽の光も、吹く風も心地よいものへと変わってきました。
野菜も秋の野菜が旬を迎えます。畑を見てみると。さて、このお野菜はなんでしょう?
ヒントは、
・ホクホクしてて
・皮は紫色で、
・食べるととても甘い
答えは、サツマイモ!
この葉の下の土の中では、ぷっくりとしたサツマイモが育っています。
続いてはこの野菜!なんでしょう?
ヒントは
・丸くてごつごつしてて
・煮るとホクホク
・葉っぱは、となりのトトロの傘
答えは、サトイモです。
夏野菜はナスやトマトのように、実を食べる野菜が多いのに比べて、秋の野菜は土の中でじっくり大きく育つ野菜が美味しい季節です。
この秋野菜をひと手間かけて、さらに美味しく変身させちゃいましょう!
幼稚園や小学校の課外授業、また観光農園などで、お子さんがサツマイモ掘りをした事はありませんか?そのサツマイモは収穫してすぐに食べると・・・・あまり甘みがなくて、サツマイモらしい風味が全くなかった!!なんて経験をしたことがある方はいませんか?
実は、この話はよく聞くのですが、収穫したばかりのサツマイモは、デンプンのままであまり甘くないのです。サツマイモは糖分をデンプンとして蓄えています。お芋掘りをしてから少し時間をおくと、デンプンが糖に変わって甘くなってきます。だいだい収穫してから1ヵ月ほどすると、サツマイモならではの甘さが味わえるようになるんですよ。
その際、冷蔵庫に入れるのはNG!サツマイモは寒さや低温に弱いので、新聞紙などに包んで部屋の中で保存してください。時間がサツマイモをより美味しく甘くしてくれるので、食べる時までお楽しみに!
でも、せっかく収穫したからすぐに食べたくなりますよね。そんな時は、新聞紙の上にサツマイモをのせベランダで干しておくと、早く甘くなるそうですよ。サツマイモ農家さんに教えていただきました。
またお店で売られている貯蔵したサツマイモは、切り口を見てみましょう。切り口に黒っぽい蜜のようなのが出ているのは甘くなったサインです。
甘くなったサツマイモはチーズや乳製品にもよくあうので、チーズ入りもポテトサラダにしたり、チーズコロッケなどスイーツ以外のお料理もおススメです!表面のくぼみが深いものはお芋らしく、浅いものは甘みがあるサツマイモ。サツマイモご飯にするなら、くぼみが深いもの。
蒸かしたり、スイーツに使うならくぼみの浅いものと、料理によって使い分けてみましょう。
香月 りさ 【アクティブ野菜ソムリエ 野菜ぎらい克服塾講師】
記事テーマ
子育てにおいての大きな悩みのひとつは、子供の食生活。離乳から成長期にかけての偏食や好き嫌いなどは、身体や心を育む上で影響を与えてしまいます。「野菜ぎらい克服塾」の現場から、それを克服するヒントをご紹介します。 キッズ野菜ソムリエの母で「野菜」「話す」のプロが、食べる喜びや野菜のおいしさなど、身体と心を元気に育むベジフルライフをお伝えします。