今大ブームの多肉植物。
ぷっくりした葉や個性的な形状が可愛いと、最近では若い世代から主婦層まで幅広い年代の方に愛されています。
水やりも月に数回など忙しい主婦の味方(笑)。手間入らずなのも人気の理由のひとつです。
花器もお部屋の雰囲気に合わせてチョイスすれば、それ自体がとてもオシャレなインテリア小物に変身しますよ〜。
今では雑貨屋さんや100円ショップ、意外なところでは服飾をメインで扱うお店などにも置かれていたり、おしゃれな観賞用植物として浸透してきているようです。
そもそも多肉植物とは・・・
肉厚な葉や茎などに水分を貯めることのできる植物で、乾燥に強く主に乾燥地帯に生育しています。
また葉挿しや挿し木なども比較的簡単なので、自宅でどんどん数を増やしていくこともできるのです。
ほとんどの多肉植物の子株は親株のミニバージョンなので、見つけたときは思わず声をあげたくなるほど可愛いですよ〜
またそのアレンジも寄せ植えのみならず、多肉だけのリースなどバリエーションも豊富です。
可愛いものからインパクト大ものまで、お好みに合わせて作ってみてくださいね♪
次に実際のアレンジや多肉植物を使った◯◯など・・・画像と合わせてご紹介します。
暖かくなってくる3〜5月は多肉植物の植え替えに最も適した季節です。
(多肉植物には夏型と冬型があります。購入時のラベルなどをご確認ください)
今の時期の植え替えに適しているものは夏型の多肉植物。
寄せ植えの際は質感や色味、背丈の違うものをバランス良く配置するのがポイントです。
またジャンクな雰囲気を出すのであれば、ブリキやこちらも今流行のリメイク缶などにアレンジするとよいでしょう。
写真のようにピックを挿したり、ミニチュアの動物などを置いたりして自分流のアレンジを楽しんでみてくださいね。
【材料】
・お好きな多肉植物数種類
・鉢(テラコッタでもブリキでもなんでも)
・(鉢底に穴があいている場合は)鉢底ネット、鉢底石
・ホームセンターなどで売られている多肉植物とサボテン用の土
・あればセラミスやジュートなど(化粧用に敷きます)
・緩効性肥料
・ピンセット
・割り箸
【作り方】
①鉢底の開いている鉢の場合はネットの上に石を敷き、その上に少量の肥料、多肉用の土の順番で入れます。
②土を鉢の半分程度入れたら、多肉植物の配置のバランスを決めていきます。
ピンセットなどを使って配置して、場所が決まったら残りの土を入れます。
割り箸でつついてあげると、均等に土が行き渡ります。
③最後に化粧用にセラミスなどを敷いて出来上がり。
④お水は1週間くらいあげずに土や根を乾かします(根腐れを防ぐため)。
寄せ植えを綺麗にみせるコツは(多肉に限らず)、
奥に背の高いもの、手前に低いもの、下に流れるライン(垂れ下がるもの)を入れること。
こちらを念頭に入れて植物のチョイスをしてみてくださいね。
あとは色と高さのバランスを考えながら配置すること。
これだけで見た目も美しい寄せ植えが出来上がると思います。
また寄せ植えで多肉植物の育て方をマスターしたら、多肉リースにもいつかはチャレンジしてみたいものです。
こちらは知人が経営するカフェに飾られているドアリースと看板。(掲載の許可をいただいています)
少しずつ株を増やしてここまで育てあげられたそうです。
存在感たっぷりで色のグラデーションも素敵ですよね。
こちらもインパクト大なお店の看板です。
多肉植物の色のコントラストが目を引きますね。
初心者の方にはなかなか難しいですが、色のバランスや配置、飛び出し方や垂れ下がりなども寄せ植えの際の参考にしてみてくださいね。
いくら可愛いからといって水のあげ過ぎは根腐れの原因に・・・
可愛い子には旅をさせろ・・・ではありませんが、多肉植物は少しスパルタに育てても大丈夫なのです。
先にも書いたように葉や茎などにたっぷり水分を蓄えているので、土の表面が乾燥してもしばらく水やりの必要はありません。
土が乾いたら葉の様子を観察して、サインを見逃さないようにしてください。
(葉の)表面のつやがなくなったら、水を欲しがっているサインなので、そこでたっぷり水をあげてください。
また強過ぎる日光や逆に日照不足も失敗の原因です。
カーテン越しの室内や夏であれば北側の屋外など、置く場所の工夫も必要です。
株がひょろひょろしているのは逆に日照不足の証拠です。
いきなり環境を変えるのもNGなので、徐々に日当りの良い場所に移してあげてください。
そして最後は風通しの良い場所に置いてあげること。
これはマストです。
室内であれば、窓を開けられる場所や空気の流れのある場所、
ただしエアコンの風が直接当たる場所も土が乾燥して水切れの原因になったりするので要注意です。
以上の3点を気をつけて環境が合えば、多肉植物は比較的育てやすい観賞用植物になります。
ぜひ、お子さまと一緒に寄せ植えや株分け(葉挿しや挿し木)などにチャレンジしてみてくださいね。
不思議な形状や色合いなどをよく観察することでお子さまの情操教育にもつながりますよ〜
親子のコミュニケーションツールとしても「多肉植物の寄せ植え」、オススメです♪
●今回のリース及び看板を撮影させていただいたお店
住所:千葉県八千代市勝田台北1−21−26(最寄り駅:京成本線もしくは東葉高速鉄道勝田台駅)
電話:047-429-8389
●「笑顔で働きたいママのフェスタ2014in千葉」間もなく開催!
日時:2014年4月25日(金)10時〜16時
場所:ビビット南船橋(最寄り駅:京成本線船橋競馬場駅)
千葉県内で活躍するPowerWomen(プチ企業している女性たち)の活動をワークショップやパネルディスカッションを通して紹介、体験できるイベントです。ステージでは「CHI-MEY(チーミー)」のミニライブも開催予定です。
今回のイベントでは実際に働くママとして実行委員として運営に携わっています。
イベントを通して、育児中のママたちに何かヒントや勇気を与えられたらいいなぁと思っています。
4/25はぜひビビット南船橋に足を運んでくださいね♪
武田 美保 【フラワーデザイナー】
記事テーマ
「1輪の花あしらいでお部屋が劇的にオシャレ空間に大変身!」をコンセプトにフラワーデザインのプラスαなテクニックをお伝えしていきます。身近にある素材を使用して、雑貨屋さんに置いてあるようなオシャレなアレンジメントやベースを手作りしてみませんか?インテリアとして飾ることのできる新しい形のフラワーアレンジメントを親子でご一緒にお楽しみください。