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首はネック!①/2014年5月

大切な背骨の構造

人のカラダの中心にあって、まさに軸とも言える『骨盤』は勿論のこと、 『首』も、人のカラダやココロにとって、 本当に大切で重要な部分。 人間の柱とも言える背骨は、7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎、そして命の骨とも言われている仙骨で構成されています。ここで重要なことは、人は背骨が緩やかなS字状のカーブを描いているということ。人の頭の重さがどれくらいか皆さん分かっていますか? それは、体重の約10%と言われています。体重が50キロの人だったら、約5キロの重さの頭ということです。その重い頭を支えるために、負担を分散させるよう、合理的、そして機能的にデザインされているわけです。

 

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うつむき姿勢していませんか?

ところが、パソコンや携帯、メール、ゲームなどの普及で、 頭と首が前に突き出るような姿勢が多くなってしまっている現代人。パソコンをやっている時、ついつい画面を見ようと頭を突き出していませんか?歩きながら、電車の中・・・などで、うつむき姿勢でスマホを見ていませんか? 本来、頭は背骨の上に真っ直ぐのっているべきもの。それが頭が前へ垂れるような『うつむき姿勢』になると、頸椎にかかる頭の重みは、頭が前に4センチ出ると5倍の負荷がかかると言われます。重い重い頭を、落ちそうな頭を、頸椎が必死に支えているような状態なのです。首の筋肉もパンパンになってしまいます。

の筋肉の異常は、頸椎の中心にある副交感神経の異常を招くとも言われています。以前の記事でも述べましたが、副交感神経は、血管や呼吸器、内臓、などをコントロールする、とても重要な神経のひとつ。首がパンパンに凝ることによって、この副交感神経がうまく働かなくなり、頭痛やめまい、腰痛、膝痛、猫背、体型の崩れ、など、カラダ全体の不調にも繋がっていくのです。『首』、侮るなかれ!!ですよ。

 

 

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頭も、体も、心も上向きに!
そもそも、うつむいてばかりいると、なんとなく気分も滅入ってきませんか? 人間の視線と脳ってとても関係が深く、上体を起こして視線を上げるだけで、明るい気持ちになるようにできているんだそう。マイナスな気分の時も、意識して頭を上げれば、なんとなく、『よっしもういっちょ頑張ってみるか!』なんて気分になれたりね! 頭を下げていると、ココロもどこか下向きになるし、頭を上げていると、ココロも上向きになる。うつむいてばかりでなくて、頭を上げてみる! ほんの少しの事で、ココロも上向きになるなら、そうしていた方がよっぽど気分もいいと思いませんか?
 
頭を上げる、目線を上げる! 今日から意識してみましょう♪

Mama's profile/プロフィール

川村 ようこ

川村 ようこ 【整体師/フェイシャルヨガインストラクター 『ナチュール*べべ』主宰】

記事テーマ

体と心を整えて、ママであり、女性である『私』を楽しもう!

産前産後、育児中のママ達に沢山出逢って、改めて想ったこと。『からだ』と『こころ』は繋がっている。ストレスを受けやすい現代社会。ホルモンバランスが崩れ、『からだ』も『こころ』も元気がなくなりがち。ここでは日常のちょっとした体の使い方や女性ホルモンを意識した生活術などをお伝えしていきます。ママが子どもにしてあげるかんたんお手当てもお楽しみに♪

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