いよいよ新年度が始まりました! 新年度が始まって、子どもたちが緊張する場面も沢山出てきます。新しい環境、新しいお友だち。この時期に新しい 環境にスムーズに馴染んでいけなかったりすると、その後、色々な 症状があらわれはじめます。特に5月の連休明け頃から、色々な症状が出てくることが多いことから、『5月病』なんて言われたり。 朝、なかなか起きられなかったり、食欲がない、よく眠れない、頭痛、めまい、何だか 疲れやすい、やる気がおきない、 不安感、無関心、イライラする、憂鬱感・・・などなど。最近はそんな症状が低年齢化しているようで、子どもの五月病も増えているようです。そんな時、子どもたちには体を動かさせたり、 話を良く聞いてあげたり、そして親子のコミュニケーションを沢山とる事がとっても大切になってきます。
『気』という言葉がありますね。その『気』には、沢山の使い方があります。
気になる、 気に入らない、 気にかける、 気を付ける、 気が入らない・・・ などなど。 普段、何げなく使っている、この『気』。 でもとても大切なものであり、 特に親子の関わり合いでは、とても必要なこと、もの。 まだまだ脳が成長段階で、自分の気持ちをうまく相手に表現できなかったり、 逆に、相手の気持ちを解釈できない、理解できない子どもたち。 だからこそ、今の時期、ほんの少しでも『気』になることがあったら、感じたら、 『気』をかけてあげることが大切! 難しいことは必要ない。 『どうしたの?』 そんな言葉をかけて、『温かい手』で触れてあげる。ママの手で触れてあげる。そこに意識を集中して、手を当てる。 特別な知識や、場所や、時間はいらないのです。 その時々で、何かほんの少しでも、『気』になったら、『気』をかける。 それだけで、子どもたちの不安なココロは温かい気持ちで満ち足りるはずです。
『触れ合う』ことは、カラダにもココロにも本当に素晴らしい作用を沢山発揮してくれます。触れ合うことで、親も子も自律神経が安定していきます。子どもたちにとっては、学校や園でのストレス、不安なども軽減してくれます。背中(脊椎)には、沢山の神経や内分泌腺が出ています。お洋服の上からでいいので、背中を上から下へ優しく撫で下ろしてあげる。そうすることで、内臓の活性化もはかれますし、『気持ちいいよ~』と感じることで、『脳』に指令がいき、自律神経も刺激され、交感神経と副交感神経のバランスが上手に取れるようになってくるのです。また、足の裏には、肺や、胃、腸などの沢山の反射区があります。まだまだ小さい子どもたちには、足裏全体を優しく揉み揉み。これだけでも、リラックスできます。
春休みや夏休みなどは、親子でじっくり触れ合える絶好の時間。是非、親子の『触れ合い』タイムを沢山とってみて下さいね♪
川村 ようこ 【整体師/フェイシャルヨガインストラクター 『ナチュール*べべ』主宰】
記事テーマ
産前産後、育児中のママ達に沢山出逢って、改めて想ったこと。『からだ』と『こころ』は繋がっている。ストレスを受けやすい現代社会。ホルモンバランスが崩れ、『からだ』も『こころ』も元気がなくなりがち。ここでは日常のちょっとした体の使い方や女性ホルモンを意識した生活術などをお伝えしていきます。ママが子どもにしてあげるかんたんお手当てもお楽しみに♪