まだまだ寒い日もありますが、春に向けてちょっとずつ空気が変わってきましたね。1年のサイクルの始まりでもある春。春は、冬に眠っていたカラダがむくむくと活発に動き出し、老廃物を排泄する、、、そんな季節。
春はまさに『開くこと』がテーマ! なのでスムーズに開けばいいのですが、それがうまく開かないことにより、春は色々な不調が起きたりするというわけです。
上記で、春は『開く』ことがテーマですよと~言いましたが、 整体的にいうと、春の訪れとともに、 先ず『後頭骨』が開き、次に『肩甲骨』、 そして最後に『骨盤』が開いていき、 春に向かって活発に動けるように整っていきます。 冬の間、ギュ~っと締まって閉じていたカラダが、緩んで開いていき、 活動をし始めるのです。 なので、この『開く』という動きがうまくできないと、痛みが出たり、風邪をひいたり、自律神経のバランスを崩してしまったり、情緒不安定になったり、何となく不調・・・な感じが出てくるわけです。 この時期の痛みや風邪や下痢などは、 まさに『からだの大掃除』!! 老廃物のデトックス!! この大掃除をきちっと済ませると、 その後の1年のカラダの調子がとても良いのです。1年の中で、一番カラダの変化が激しいこの時期。眠っていたカラダを、上手に起こしてあげる、開いてあげることが必要なのです。
頭を使い過ぎたり、疲労がたまり過ぎると、カラダがうまく開かずに、活動的なカラダへとはなかなかなれません。 こんな時は、『肘湯』がオススメ!! 手浴もそうですが、肘を温めてあげることで、腕の筋肉が緩むだけでなく、より近い後頭部、首、肩甲骨などの上半身が緩められます。
頭が緩むことで、ココロも緩んでいきます。 また、腕の重みに任せて、腕をぶらんぶらんするのもおススメ。
春へとうまくカラダが開けずに、『なんとなく不調』が続くと、『五月病』へとも繋がっていきます。
そうならないためにも、毎日のほんのちょっとの意識がとっても大切!
こわばったカラダをしっかりと緩めて、『春のカラダ』を手に入れましょうね。
【肘湯のやり方】
①大きめのたらいなどに、少し熱めのお湯(45~47℃くらい。)を入れます。
②肘をV字にして入れ、10~15分くらい、じ~んわりと汗ばむくらいまでやります。
川村 ようこ 【整体師/フェイシャルヨガインストラクター 『ナチュール*べべ』主宰】
記事テーマ
産前産後、育児中のママ達に沢山出逢って、改めて想ったこと。『からだ』と『こころ』は繋がっている。ストレスを受けやすい現代社会。ホルモンバランスが崩れ、『からだ』も『こころ』も元気がなくなりがち。ここでは日常のちょっとした体の使い方や女性ホルモンを意識した生活術などをお伝えしていきます。ママが子どもにしてあげるかんたんお手当てもお楽しみに♪