最近、雑誌などでもよく取りざたされている『女性ホルモン』。
そもそも、心臓だったり、肺、腸、手や足と違い、目に見える『形』がないホルモンというもの。現在わかってるだけでも、人の体の中には70種類以上ものホルモンがあるのだとか。 中でも女性ホルモンは、私たち女性にとってなくてはならない『キレイ』と『健康』のもと。
脳の視床下部から発せられた指令を下垂体が受け取ると、卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンという、性腺刺激ホルモンを分泌し、これらが卵巣に働きかけることによって、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という、2つのホルモンの分泌を促進してくれるというわけです。
上で述べたように、女性にとって大切な2つの女性ホルモン。この2つのホルモンが、一生のうちに分泌される量は、それぞれたったのスプーン一杯分と言われています。
でもこれは、毎日きちんと体の中で生成された場合の話。ストレスや不摂生な生活などで、体や心のリズムが乱れると、その量はどんどんと少なくなっていってしまうのです。バランスが崩れると様々な不調をきたすようになってきます。
そして大切なことは、これらのホルモンの量が多い少ないではなく、『バランス良く分泌されること!』
それが、女性の『キレイ』と『健康』に繋がっていくのです。
普段の姿勢のクセだったり、負荷がかかった体の使い方で、骨盤が歪みやすくある女性のカラダ。 骨盤が歪むと、子宮もねじれやすく、生理痛の原因になってしまったり、冷えたりして、女性ホルモンの分泌が阻害されてしまいます。
カラダの土台とも言うべき骨盤を正しく整えることで、女性ホルモンのバランスも整っていき、子宮や卵巣の血流もよくなり、冷えにくい体になっていきますよ!
川村 ようこ 【整体師/フェイシャルヨガインストラクター 『ナチュール*べべ』主宰】
記事テーマ
産前産後、育児中のママ達に沢山出逢って、改めて想ったこと。『からだ』と『こころ』は繋がっている。ストレスを受けやすい現代社会。ホルモンバランスが崩れ、『からだ』も『こころ』も元気がなくなりがち。ここでは日常のちょっとした体の使い方や女性ホルモンを意識した生活術などをお伝えしていきます。ママが子どもにしてあげるかんたんお手当てもお楽しみに♪